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海外旅行の添乗員と現地係員の違いとは?添乗員と現地係員を比較

添乗員と現地係員の違い、わかる?

個人での海外旅行を企画するのも楽しいですが、旅行のプロフェッショナルである添乗員がいますと、現地についてより深い知識を得ることができます。
また、添乗員のいるツアーに申し込まないまでも、主要観光地の現地係員に依頼して案内を受けることも旅を面白くするひとつのワザといえるでしょう。今回は、添乗員と現地係員の特徴。およびサポートしてくれることを押さえながら、海外旅行の習熟度や目的によって、どちらを選ぶべきか紹介します。

海外旅行の添乗員と現地係員を比較

「添乗員」「現地係員」の違いとは

添乗員とは
「添乗員(ツアーコンダクター)」は、一般的に日本出発時から帰着時までサポートしてくれるため、飛行機搭乗時や出入国審査前のお手伝いしてもらうことも可能です。
また、現地ではツアー客と同じホテルに宿泊します。そのため、何かトラブルが起きてもすぐ対応してもらえるので安心して旅行ができるでしょう。
また、バス移動中にその国の情報や、食事時の注文、フリータイムの過ごし方をアドバイスしてくれることもあります。

デメリットとしては、自由時間を満喫することは難しい点です。ツアー旅行なので基本的には団体行動となります。フリー時間が限られますので、行きたい場所に全て行けるとは限りません。

現地係員とは
「現地係員」は一般的に、現地で合流するサポート役です。現地係員は、あらかじめ定められた日時の送迎や観光時のみ、お手伝いをしてくれます。
日本人または日本語をしゃべれる現地係員に依頼することもできますので、言葉が不安な方はこの点を重視するとよいでしょう。

特定のタイミングのみの合流となりますので、自分たちだけで自由に過ごす時間が多くなるのが大きなポイントです。

一方で、添乗員とは異なりますので、飛行機搭乗や出入国手続きは自身で行う必要があります。イミグレーションが心配な方にとっては、少々不安かもしれません。

添乗員が同行する方がよい場合

概要を理解したところで、どういった場合に使い分けるのがいいのでしょうか。

海外旅行初心者の方
海外旅行が初めていう方には、添乗員付きの旅がおすすめ。
空港での作法、言語の問題、現地の調査、ホテルの調整、トラブル対応といったさまざまなシーンでツーリストを助けてくれます。
ガイドブックとインターネットだけでは不安が残る、という方は添乗員のいる海外ツアー旅行からはじめてみるのがよいでしょう。
ざっくりとした周遊旅行をする方
初心者の方だけでなく、海外旅行に慣れている方でも添乗員同行のツアーのほうがよい場合もあります。例えば、『ヨーロッパ7カ国周遊ツアー』や、『アメリカ西海岸を巡るツアー』といったような、周遊旅行を計画している場合です。

多くの場所を巡る場合下調べをするのも一苦労です。
こういった場合に添乗員同行のツアーであれば予備知識が少なくとも十分に観光地を楽しむことができます。また、気に入った場所を見つけたら、改めて個人旅行を企画するのもよいでしょう。

添乗員付き旅行のデメリット
・個人行動は難しい
添乗員付きツアーの場合、行動時間が細かく決まっており、ふと思い立って自分だけどこかに行く、ということは難しいでしょう。また、一緒に行動をする周りの人たちに気をつかう場合もあります。
プライベートな旅や、自由気ままに旅程をつくることを重視したいのであれば、添乗員同行の旅行は不向きかもしれません。

現地係員が同行する方がよい場合

現地係員が同行する旅行はどういった方におすすめなのでしょうか。

海外旅行に慣れている方
こういった方は必要な場合にのみサポートしてもらえる現地係員を利用するのが良いでしょう。
海外旅行経験が豊富な場合には、空港でのイミグレーションやホテルチェックイン、現地情報の収集といったことも自分で行うことに慣れているため、添乗員に同行してもらうメリットは少ないでしょう。
このような場合には、現地ツアーや送迎といった特定のタイミングでのみサポートしてもらえる現地係員に依頼する方が使い勝手が良いでしょう。
現地係員に依頼するデメリット
いくら海外に慣れているとはいえ、トラブルは旅行につきものです。
ホテル内で予期せぬトラブルが発生した、イミグレーションでトラブルにあったといった場合に、添乗員がいないと個人で対応する必要があります。海外旅行では不測の事態も起こりえるということを理解したうえで、個人旅行を計画する必要があります。

まとめ

旅行中の対応に不安がある初心者の方は添乗員付きのツアー、慣れている中級者以上の方は現地係員の方にお願いするのがよいと言えそうです。
しかし、旅行の目的によっては添乗員、初心者の方でも自由に散策したい方は現地係員を選ぶ方のももちろん可能です。
皆さんの旅のスタイルや重視したいことに合わせて、旅のサポート役を選んでみてください。

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