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海外旅行をより楽しめる「オープンジョー」とは?注意点などを紹介

オープンジョーで海外旅行の選択肢を広げよう

まとまった休みが取れますと、少し思い切った旅行をすることも視野に入るでしょう。
海外なら、ひとつの場所に絞って旅行してもよいですが、ヨーロッパ周遊、アメリカ横断など一回の旅行でさまざまな国や地域を巡るのも楽しいものです。
そんな方には飛行機の発着地を変え、海外旅行の選択肢を広げる航空券「オープンジョー」がおすすめです。今回はオープンジョーについて、その概要や申し込み方法、注意点を紹介します。

オープンジョーで海外旅行の選択肢を広げよう

オープンジョーとは往復航空券の一種で、往路と復路の発着地が異なる航空券のことです。
往路と復路の発着地のうちどちらかが別地点となる航空券を「シングルオープンジョー」、往路と復路の発着地点がともに別の航空券が「ダブルオープンジョー」と言います。

 シングルオープンジョーの例:
(往路)成田空港⇒フランクフルト空港 (復路)フランクフルト空港⇒中部国際空港

 ダブルオープンジョーの例:
(往路)成田空港⇒フランクフルト空港 (復路)シャルル・ド・ゴール空港⇒中部国際空港

主に、スターアライアンス、スカイグループ、ワンワールドの主要な3つの航空連合に加盟している航空会社では、オープンジョーを利用できます。
日本の二大航空会社である全日本空輸(以下ANA)と日本航空(JAL)はそれぞれスターアライアンス、ワンワールドに加盟しているため、オープンジョーに対応しています。

申し込みの方法

通常の航空券と同じように旅行会社や航空会社で購入することが可能です。
航空会社から直接購入する場合、航空会社のウェブサイトにアクセスし、国際線航空券のページを閲覧します。通常は往復の航空券の入力画面が表示されます。例えば、ANAであれば「複数都市」、JALであれば「2都市以上の滞在」という項目があるのでそこをクリックするとオープンジョーの申し込みに切り替わります。
旅行会社のサイトでも、航空券検索フォームの近くにタブやボタンで「周遊」という表記がありますので、そちらをクリックして発着地を設定しましょう。

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オープンジョーの注意点

オープジョーを利用する際に、最も注意しなければならないのは日程です。一般的に1つの都市にとどまって往復で同じ空港を利用する場合は、タクシーなど市内から空港に直行できる手段がありますが、オープンジョーの場合には、都市間の移動に時間を要する場合もあるため、余裕をもって行程を組む必要があります。

区間を移動する飛行機が欠航になるなどさまざまな可能性が考えられますので、現地出発空港のある都市で少なくとも1日は滞在できる行程を組むようにしましょう。
また、初めてオープンジョーを利用する際は、あまり複雑な行程は避けた方がよいでしょう。

まとめ

オープンジョーでの海外旅行は、一度で複数の国や都市を巡ることができ楽しみの幅が広がります。しかしその分行程が複雑になり、移動に関して想定通りとはならない可能性も高くなります。予備の移動経路も調べておく、滞在時間や移動時間に余裕をもってスケジュールを立てるなど、事細かに調査と準備を重ねつつ、航空券を申し込んでください。

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