ビザ・パスポートの準備から携帯・スマホ・wifi事情まで-出国から帰国まで旅行のギモンを解決!

これを持っていれば安心!妊婦が海外旅行に行くときの持ち物まとめ

妊婦の海外旅行に行く時の必要な持ち物

海外旅行の申し込み後に妊娠が分かった方や、出産後はなかなか旅行に行くことはできないから今のうちにという方など、妊娠中に海外に行く方は珍しくありません。妊婦が海外旅行に行くときにまず大事なのは、産婦人科の医師に大丈夫か相談することです。医師からの了解が得られていざ準備となった際、何を持っていけばよいのでしょうか。今回は、妊娠中に海外旅行に行くときに役立つ持ち物をご紹介します。

海外旅行に行くことが決まったら!

妊娠中に海外旅行に行く場合、通常は妊娠5~7カ月目の安定期に入ってから出かけるのがよいとされています。航空会社も出産予定日を含め28日以内であれば、医師の診断書の提出を必要としない場合がほとんどですが、妊娠の状態や妊婦さんの体調によっては航空会社から搭乗を拒否されることも。その基準は会社ごとに異なりますが、この点は心に留めておきましょう。

搭乗したとしても、妊娠中は体調が変わりやすく、長時間の飛行機での移動中に体調を崩してしまうこともあるかもしれません。もしものときに備えて、しっかり準備をして出かけましょう。

▼こちらもチェック
妊婦の海外旅行は危険だらけ?注意すべきポイントまとめ

健康保険証と母子手帳

基本的に海外では日本の健康保険証は使えません。ただし、出国する前、または帰国途中の飛行機の中や帰国したときの空港などで体調が悪くなったり、出産の兆候が表れたりすることもあるかもしれません。母子手帳には妊娠中の経過や検査結果などの情報が書かれているので、かかりつけの産婦人科ではない病院に搬送された時にも役に立ちます。健康保険証と母子手帳は必ず持って行きましょう。

なお、健康保険証は海外では使えませんが、帰国後に健康保険に申請すれば、海外旅行中に医療機関で受診をしたときの医療費の一部の払い戻しを受けられる「海外療養費」という制度もあります。診療内容が分かる明細書や領収書の明細書など、申請に必要な書類がいくつかあるので、事前に調べておくことをおすすめします。

医師に処方された薬

妊娠中は医薬品の種類によっては胎児に影響があるといわれています。海外旅行中によく分からない市販薬を購入して、自己判断で飲むのは危険です。持病がある方や体調で気になる症状がある方などは、海外旅行の出発前に医師に相談して妊娠中に飲んでも大丈夫な薬を処方してもらい、忘れずに持って行きましょう。

▼こちらもチェック
持ち込みできない場合も!?海外旅行に薬を持っていくときの注意点

マスク

旅先に向かう飛行機の中は密室状態のようなものです。自分の席の近くに具合が悪い乗客がいないとは限りません。風邪やその他の感染症などがうつらないように機内ではマスクをした方がいいでしょう。また、機内はとても空気が乾燥しているので、のどの乾燥を防ぐことにも役に立ちます。

着圧ソックスや着圧ストッキング・タイツ

感染症などのほかに飛行機に乗っている間にもう一つ心配なのが、エコノミークラス症候群として知られるロングフライト血栓症です。ロングフライト血栓症は、飛行機の中などで同じ姿勢でじっとしていることや気圧の変化、脱水症状などで血栓ができ、血管に詰まってしまう病気です。妊婦は妊娠していない状態よりも血栓ができやすいといわれており、注意が必要です。

着圧ソックスや着圧ストッキング、着圧タイツなどは、長時間座ったままの姿勢でいるときに足の血液の循環をサポートする効果が期待できるので、ロングフライト血栓症の予防になります。着圧ストッキングや着圧タイツはマタニティ用の商品も販売されていますので、自分のサイズにあっているものを選びましょう。

腹帯

海外旅行中は移動や観光などで日常生活よりも動く時間が増え、体に負担がかかることが考えられます。腹帯はおなかをガードするだけではなく、冷え防止や腰痛防止など体への負担を軽減してくれます。

一般的なさらし以外にも、使いやすい腹巻きタイプやガードルタイプの腹帯もあるので、自分にあった腹帯を持って行きましょう。

生理用ナプキン

海外旅行中には気圧の変化や疲れなどで、何が起こるか分かりません。急な出血や万が一破水してしまったときに備えて、大きめの生理用ナプキンを数個はバッグに入れて持ち歩いていた方が安心です。

体調の変化があった時には無理をせずにゆっくり体を休めながら、必要な時には病院で受診をするようにしましょう。

 

▼こちらもチェック
加入しないと大変なことに?海外旅行保険の必要性と加入方法
海外旅行で病気になったとき!すぐに使える英会話フレーズまとめ

SNSでフォローする