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思わぬ落とし穴!パスポートが無効になってしまったときの手続き方法とは

パスポートが無効になったとき

数年ぶりに海外旅行へ行こうとパスポートを確認したら、すでに有効期限が切れていたという経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか。また、旅行中に有効期限が切れてしまうという場合や、どうしてもパスポートが見つからないという場合もあるかもしれません。
そこで今回は、パスポートの有効期限が切れて無効になってしまった場合、パスポートを紛失した場合にどのような手続きが必要になるのかをご紹介します。

パスポートが無効になったとき

有効期限が切れてしまうと、そのパスポートは無効になってしまいます。近々海外に渡航する予定があり、パスポートがないと困るという方は、新たにパスポートを取得しなければなりません。

パスポートを取得する際に必要な書類(一般旅券発給申請書・戸籍謄本または戸籍抄本・パスポート用の写真・身分証明書)と期限切れのパスポートを持って、手続き窓口があるお住いの地区の役所で手続きをしましょう。

あと少しでパスポートが無効になりそうなとき

例えば、1カ月後に韓国旅行を控えているものの、現在所持しているパスポートの有効期限があと2カ月しかないという場合、渡航することはできるのでしょうか。

パスポートの有効期限に余裕があればパスポートの使用は可能ですが、期限だけでは出入国ができるかどうか判断できません。渡航先の国によって、必要なパスポート残存期間が異なるためです。

この場合、入国時にパスポート残存期間が3カ月以上あることが条件なので、残念ながら入国ができません。そのため、早い段階でパスポートの発給手続きをしましょう。手続きには、現在所持しているパスポートはもちろんのこと、一般旅券発給申請書・戸籍謄本または戸籍抄本・パスポート用の写真・身分証明書が必要となります。

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パスポートを紛失したとき

海外の渡航先でパスポートをなくした場合、どこでどんな手続きをすればいいのでしょうか?

まずは落ち着いてカバンの中や立ち寄ったところを確認し、それでも見つからない場合は、近くの警察署に届け出をして証明書を発行してもらいます。

その後、パスポート用の写真を用意して、渡航先国にある大使館または領事館へ行きましょう。もし警察署で証明書がもらえなかった場合は、ここで相談することもできます。窓口で紛失届を提出すると失くしたパスポートは無効になるので、ひとまず安心です。

あとは、新規のパスポートか帰国のための渡航書(緊急に日本へ帰国しなければならない場合の書類で、帰国後にパスポートを取得する必要があります)のどちらかを申請するだけです。

一般的にパスポートは数日後、帰国のための渡航書は当日の発行となります。国内でパスポートを紛失した場合も、手続きの手順は同じです。

アクシデントが起こったときの対処法を、予備知識として頭の片隅に入れておくだけで、安心して旅行が楽しめます。旅行前にはさまざまなシチュエーションを想定して、下調べをしておきましょう。

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