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いざ海外旅行!空港に何時間前に着けばいい?

出発の2時間前には空港へ

海外旅行の際には出発の2時間前に空港に着くとよいというのが定説です。しかし、近年は航空券がeチケットになり、チェックインもオンラインでできるようになりました。
技術の進化によって空港での手続きに必要となる時間が短縮されている中で、実際にはどのくらい前に空港に着けるとよいのでしょうか。いくつかのパターンに分けて、以下にご紹介します。

航空会社が推奨しているチェックインの締め切り時間

■チェックインカウンターを利用する場合

JAL・ANAは、日本国内の空港でチェックインの締め切り時間を出発時刻の60分前に設定しています。

カウンターに並んでいる人数によって、チェックインにかかる時間が変わってきますので、夏休みや大型連休、年末年始などの旅行客が多い時期は時間の余裕が必要です。

ちなみに、成田空港や関西国際空港などからANAもしくはJALの便を利用するのであれば、カウンターがオープンした時点で当日出発する全ての便のチェックインができます。海外ではカウンター自体の営業開始時間が空港によっても変わりますが、おおよそ出発便の2-3時間前にはチェックインが可能です。

■オンラインチェックインを利用する場合

空港で並ばずとも、航空券を発券できるオンラインチェックインという機能があります。受付時間は航空会社によって異なりますが、フライト予定時刻の24時間前からという会社が多いようです。こちらを済ませておけば、空港での搭乗手続きが不要になるので便利です。
手続きは各航空会社のWEBサイトで行えます。

ただし、預け入れ荷物があるときには、チェックインカウンターで荷物を預けます。チェックインの締め切り時間は出発時刻の60分前ですので、最低でも60分前には到着していなければなりません。

預ける手荷物がない場合には、搭乗ゲートに30分前に着けばよいですので、保安検査と出国審査を受ける時間のみを考慮すればいいことになります。

■利用空港によるチェックイン推奨時間の違いも

例えば、羽田空港は設備がコンパクトにまとまっている空港ですので、動線的には保安検査場から搭乗ゲートまで5分で行くことができます。そのため、ANAは羽田空港でのチェックイン締め切り時間を出発の40分前に設定しています。
空港に向かう前に、自分の利用する航空会社のチェックイン締め切りの時間をあらかじめチェックしておくと安心ですね。

▼こちらもチェック
搭乗手続き(チェックイン)の方法

空港での時間の使い方も考慮しよう

飛行機の出発時間によっては、搭乗前に食事をとりたいとか、旅に必要なものを買いたい、搭乗前に子供を遊ばせておきたいなどのニーズがあれば、その時間分をプラスして考えなければなりません。

座席を指定していないチケットを持っている場合や幼児を連れている場合など、チェックインカウンターを利用する時は、カウンターが混雑していることを想定しておきましょう。

特に日本の空港から出発する他国のエアラインを利用する場合や、連休などの時期は混雑が予想されます。このような場合は、チェックイン後すぐに保安検査場・出国審査に進むとしても、2時間から2時間半前に空港に到着しておけるとよいでしょう。

混雑期ではなく、オンラインチェックインなどを利用するという時でも、買い物がしたい、食事がしたい、子ども連れで時間には余裕を持ちたいという場合には、このくらいの余裕を持ちたいものです。

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