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パスポートの申請から受取まで、旅券の作り方を解説!

パスポートの申請から受取まで、旅券の作り方を解説!

パスポートは世界共通の身分証明書であるため、申請にはいくつかの重要なステップが必要になります。
パスポートの作り方を、必要書類や注意点と共にご紹介します。

パスポート申請に必要な書類

パスポートを申請するにあたり、下記の書類が必要となります。

・一般旅券発給申請書

いわゆるパスポートの申請書です。名前や住所、性別などの情報を記入します。パスポート申請窓口で受け取れます。

・戸籍謄本

申請日前6カ月以内に作成されたものが必要になります。本籍地の市町村役場でしか発行できないため、直接出向いて作成してもらうか、郵送で発行申請をしましょう。

また、平成28年5月からはマイナンバーカードを使ってコンビニで戸籍証明書を発行できるサービスが一部の市区町村で始まっています。

・住民票の写し

申請日前6カ月以内に作成されたものが必要になります。区市町村により発行できる窓口が異なりますので、ウェブサイトなどで確認しましょう。郵送請求も可能です。

・写真

条件は以下の通りです。写真の裏に氏名を記入して持参しましょう。
・申請者本人のみを撮影したもの
・サイズは45mm×35mm
・6カ月以内に撮影されたもの
・正面・無帽・無背景
・明るさやコントラストが適切で、鮮明である(焦点があっている)こと
・顔の縦の長さが写真の70-80%であること

・申請者本人確認書類
1)運転免許証、写真付き住基カードなど
2)1)の書類がない場合、下記Aから2点もしくはA,Bより各1点
  A) 健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、船員保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要)など
 B) 次のうち写真が貼ってあるもの
学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書など

なお、未成年者(20歳未満の未婚者)が申請する場合には、申請書裏面の「法定代理人署名」欄に親権者(父母またはそのいずれか一方)または後見人の署名が必要です。

遠方に住んでいるなどの事情があって署名が難しい場合は、親権者本人または後見人の署名のある同意書を提出しなくてはなりません。

申請以降の流れ

上記の書類が準備できたら、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口へ申請しましょう。

内容に不備がなければ、申請から受取までに1週間程度(土、日、祝を除く)でパスポートが発行されます。受領時には以下の金額を窓口で支払います。

12歳未満の方 都道府県収入印紙 ¥2,000+収入印紙¥4,000=¥6,000
12歳以上20歳未満の方 都道府県収入印紙 ¥2,000+収入印紙¥9,000=¥11,000
20歳以上の方 都道府県収入印紙 ¥2,000+収入印紙¥14,000=¥16,000

パスポートの有効期限と作り替えについて

パスポートには5年間有効なものと10年間有効なものの二種類があります。20歳未満の方は5年有効のパスポートのみ申請できます。

有効残存期間が1年を切ると新しいパスポートに作り替えられますので、各自治体の旅券窓口の指示に従って申請しましょう。

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