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気を緩めないように注意!海外旅行で陥りやすいトラブルと対策

海外旅行で陥りやすいトラブルと対策

海外旅行をしていると想定できないようなトラブルが発生する場合があります。原因はさまざまですが、海外旅行で気が緩みがちなことも確かです。
また「日本人=金持ち」というイメージがあるため、日本人は犯罪やトラブルに巻き込まれやすいという側面もあるでしょう。今回は海外で陥りやすいトラブルの具体例と、その対策を紹介します。

1.体調不良

海外は気候や衛生環境が日本とまったく異なります。そのため体調不良などのトラブルに陥りがちです。一度体調不良になると数日間動けず、せっかく立てた旅行プランが全て台無しになる場合もあります。最悪、帰国できないという事態も起こりえます。
体調不良の症状として一番多いとされているのが、食中毒や下痢といった感染症にまつわるもの。
「海外旅行の楽しみは、現地の食事を堪能すること」という方も多いと思います。
食中毒や下痢を防ぐ方法は以下の通りです。

  • 衛生環境が良くないと思われる市場や、安い飲食店で食事を避ける
  • 生水の飲料は避ける
  • 衛生面が気になる場所で提供される氷は避ける
  • 生鮮魚介や生肉などの食事を避ける
  • 生野菜を避ける
  • 現地に到着した直後は、あまり無理して食べ過ぎない

2.お酒にまつわるトラブル

海外旅行に行き、現地のバーやレストランでお酒をたしなむという方もいるでしょう。
お酒で気を緩めたくなる気持ちは分かりますが、お酒はトラブルの元になりやすいですのでご注意を。
バーでウイスキーなどのボトルを頼んだ際、中身を詰め替えられたものを提供されるケースがあります。
正規の酒でなく非常に高いアルコール度数の酒を混ぜられますので、通常の酔い方ではなく、気を失ってしまうこともあります。
対策としては、絶対にボトルは自分たちの目の前で開けさせる、高級店を利用するなどがあげられます。

3.麻薬・性犯罪関連のトラブル

旅行中、いつもと違う環境のため羽目を外してしまう観光客は多いです。中でも多いのが、麻薬に手を出してしまう人や売春などに手を染めてしまうことです。特に発展途上国にはこのような誘惑は多いものですが、ほとんどの国において麻薬や売春は違法行為。
また、このような犯罪に手を貸しているのは地元のマフィアなどの犯罪集団です。そのような場所に近づいてしまったために、マフィアの抗争に巻き込まれ、けがをしたり命の危険にさらされたりという可能性もあります。
対策としては、海外だからといって羽目を外さず、絶対にそのような場所には近づかないこと。一部の麻薬が合法の国もありますが、バックにいる犯罪集団のことを考えると怪しい場所に近づくことは、絶対におすすめできません。

4.タクシー関連のトラブル

海外旅行中に意外と多いトラブルがタクシー関連のトラブル。通常より多い金額を請求された、よく分からない場所に連れていかれ身ぐるみをはがされた、といったケースもあります。万が一よく分からない場所に連れていかれた場合は絶対に抵抗しないようにしてください。

このようなトラブルに遭わないようにするためには、流しのタクシーに乗らないようにするのが一番。大きなホテルの前や自分が滞在しているホテル、食事をしたレストランでタクシーを呼んでもらいましょう。仕方なく流しのタクシーに乗る場合は、必ずメーターがあるタクシーに乗ること。またメーターのないタクシーの場合は料金交渉になるため、過度の値引き交渉はしないようにしましょう。
相手も人間なので心証を害すことによって、どのような行動に出るかはわかりません。街によっては地下鉄やバスを使ったほうが安全です。タクシーは用心して利用するようにしてください。

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