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パラオが誇る世界遺産!ロックアイランド群と南ラグーン

パラオにはユネスコの複合世界遺産として登録された、ロックアイランド群と南ラグーンがあります。この世界遺産は、珍しい生態系を持つマリンレイク群や、かつての生活文化を感じさせる遺跡などで構成された複合遺産であり、その自然と文化は世界中から高く評価されています。

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青い空、白い雲、碧いラグーン

パラオといえばトルコ色のラグーンにビーチ、そしてそこから眺めるサンセットというイメージを持つ方が多いかもしれません。

しかし、パラオはいくつもの島々によって構成される国であり、その島々自体が貴重な世界の財産として認知されている、世界でも希少な自然環境なのです。今回は、世界遺産にもなっているパラオの魅力をまとめています。

パラオで初めて認定された世界複合遺産

パラオには世界遺産に認定された自然があることをご存じでしょうか?パラオのコロール州には約445の島々からなるロックアイランド(古代のサンゴ礁の隆起によって形成された石灰岩の島)群があります。

また、ロックアイランド群があるパラオ諸島を囲むラグーン(潟湖やサンゴ礁で形成される湾のこと)が広がる地域も存在しています。このロックアイランド群と南部地域のラグーンが、ユネスコの複合世界遺産に登録されているのです。

通常、世界遺産は文化遺産と自然遺産に分類されますが、それぞれ別の登録基準を持っています。しかし、まれに両方の登録基準も適用されて「複合遺産」となることも。例えばパラオのように、希少価値の高い自然環境の中に文明が存在する場合などは、複合世界遺産として扱われるのです。

パラオのロックアイランド群と南ラグーンは、珍しい景観や希少な生態系、さらに貴重な考古学上の遺跡などが高く評価されました。

マリンレイクやラグーンは希少な生態系を持つ、海洋生物のパラダイス

パラオの自然には、マリンレイクという汽水湖(淡水と海水が混合している湖)があり、その中では絶滅危惧種や固有種(特定の場所でのみ繁殖・生息する生物や植物)を含む、独自の生態系があります。

湖底が海とつながることによってできた水中には、「ニードルスパインコーラルゴビー」というハゼの固有種や、カニハゼ・テッポウウオなどが生息。さらに、タコクラゲが多数生息することで有名なジェリーフィッシュレイクなど、知名度の高い湖もあります。

ラグーンにも多くの貴重な海洋生物が生息しており、ダイビングやシュノーケリングの名所です。「ブルーコーナー」と呼ばれるガムリス島付近では、絶滅危惧種の「メガネモチノウオ」が生息するほか、ブラックフィンバラクーダの大群なども頻繁に見られます。

その他、多くの貴重な海洋生物を観察できることから、ダイビングやシュノーケリングの愛好家から愛されているのです。

ジェリーフィッシュレイク
  • 【所在地】マカラカル島(ロックアイランド)
  • 【アクセス】コロール島の南西、船で30-45分
  • ※訪問にはジェリーフィッシュレイク許可証が必要です
ブルーコーナー
  • 【所在地】 ガムリス島の北西、コロールから約46km
  • 【アクセス】コロール島からスピードボートで約1時間 など

3000年前の遺跡が残るロックアイランドの島々

石灰岩でできた島「ロックアイランド」群には、考古学上の貴重な遺跡が存在しています。

およそ2000から3000年前のものとみられる岩絵が発見されているほか、西暦650年から1000年のものと考えられる村落の跡地や岩陰遺跡(せりだした岩盤を屋根とする生活の痕跡)があります。非常に長い期間、ここを定住地としていた人類が存在していたのです。

これらの遺跡がある島々はすでに無人島であり、人口増加に水や水産資源が追い付かず、争いが起きたことも相まって近隣地域へ移住したとの見方が強まっています。このようにロックアイランドの島々からは、当時の生活様式を知ることができるさまざまな遺跡、洞窟、工芸品などが出土しており、考古学上の遺産として扱われているのです。

パラオの裏にある歴史背景の深さも魅力

パラオはリゾートとしての側面だけではなく、世界的に貴重な自然・文化遺産の地でもあります。また、日本とは植民地支配時から現在に至るまで深いつながりがあり、ロックアイランドにもその痕跡が残されています。

バカンスに出向く際には、数千年の時をかけて形成された自然や太古の文化遺産に敬意を払いつつ、その歴史深さに思いをはせてみましょう。パラオの魅力や味わいは、太古からの歴史のように何層にも及ぶのです。

※本記事の内容は、2016年11月時点の情報です。

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