フランス観光ならエアトリにおまかせ!モンサンミッシェルとその湾、ノルマンディー、シャルトル大聖堂など、見どころ豊富なフランス北西部の観光情報ガイドです。
フランス北西部の観光情報
ノルマンディー
第二次世界大戦で有名なノルマンディーは、英仏海峡を臨む変化に富んだ海岸線が特徴です。観光地のモンサンミッシェル以外にも、天然の港を利用して昔から多くの街がひらかれてきました。また海からは豊かな魚介が、内陸からは牧畜によるバターやチーズが集められ、古都ルーアンで行われる「ノルマンディー食の祭典」には食文化の豊かさを象徴するようなごちそうが並びます。
この地のもうひとつの目玉は、芸術の分野での先進性。もともと印象派発祥の地であるだけに、美術館での収蔵品も見るべきものが多く、さらには音楽でも世界的イベントが開かれます。その集大成は、このエリア全土で開催される「ノルマンディー秋の芸術祭」です。
ブルターニュ
大西洋に飛び出るように位置するブルターニュは、イギリスから渡ってきたケルトの文化と伝統が残る地方。荒々しい自然にさまざまな伝説が見え隠れして、ファンタジーが大好きな人はぜひとも訪れるべき場所なのです。
有名なアーサー王の伝説に触れるなら、ブロセリアンドの森を訪れましょう。妖精が出てきそうな深い森は、幻想の世界への入り口にしか見えません。中心都市レンヌから近いフジェール城も堅固なたたずまいで、伝説の王の居城と錯覚してしまいそう。他にも古代文明を想起させるカルナック巨石群など、現世では成立しないような光景が広がり、また古くより続く宗教色の強い祭事にも心を奪われることでしょう。
モンサンミッシェルとその湾
10世紀より造営を始めたフランスでもっとも高名な巡礼地は、かつては上陸することさえ難しい、人を寄せ付けない場所でした。伝説のよると、夢で大天使の命令を受けた司教がこの地に小さな聖堂を建てたところ、その夜から周囲が海になったのだとか。潮の干満で完全に島になる特性を生かし、城塞にも監獄にも利用されてきた歴史を持ちます。
現在は橋で渡ることができますが、昔の巡礼者のように引き潮時に歩いて渡るツアーも開催されています。上陸したらテラスから「馬が駆けてくる」と例えられる満ち潮を楽しみましょう。島内に宿を求めて、流れる一日を眺めて過ごしても良いですね。
ロワール渓谷
名城めぐりに出掛けましょう。大西洋へ流れるロワール川の田園地帯は、美しい城と華麗な宮廷文化で、「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」として世界遺産に登録されています。フランスの庭園とも言われ、ヴェルサイユ宮殿が完成するまではフランス王国の中心でもありました。
中でも有名な城は、もともと単独で世界遺産に登録されていたシャンボール城。域内では最大の城で、晩年をここで過ごしたレオナルド・ダ・ヴィンチのアイデアが盛り込まれていると言われ、複雑ならせん階段にはその影を感じさせます。またシノン城は、ジャンヌ・ダルクゆかりの城。内部の時計塔がジャンヌ・ダルク博物館になっています。
ブールジュ大聖堂
フランス・ゴシック建築の最高傑作と言われるサン・テティエンヌ大聖堂は、「ブールジュ大聖堂」として世界遺産に登録されています。12世紀以降に大きく手を加えられた複雑な構造は、スタンダールやバルザックら名だたる文豪に愛され称賛されました。
この複雑な外観は、建造後の崩壊と補強工事、さらにキリスト教内の抗争による破壊によるもの。ロマネスクに始まりゴシック、さらにルネサンスとその時代のさまざま様式を取り入れており、一見するとアンバランスにさえ見えてきます。内側の空間は驚くほど広く、目を引くステンドグラスはシャルトル大聖堂に並ぶと称されます。
シャルトル大聖堂
国内でもっとも美しいゴシック建築と言われるこの大聖堂は、内部に170を超える「シャルトル・ブルー」と呼ばれる鮮やかな青のステンドグラスを飾りつけ、中世より多くの巡礼者を迎えてきました。「美しきガラス窓の聖母」はその傑作で、その神々しさは大きな見ものです。
これまで何度と無く大火災に遭ってきたこの大聖堂。実は数年前より、昔の美しさを取り戻すプロジェクトが進行中です。その方法が、なんと手作業でホコリを取り除くと言う、気の遠くなりそうなもの。床はすでに完了したそうで、ここを歩くラビリンス・ウォークは最新の大聖堂ツアーになっています。
サン・サヴァン・シュール・ガルタンプの修道院教会 | ル・アーヴル、オーギュスト・ペレによる再建都市 | エトルタの断崖 | 古都ルーアン | シェルブール | ドーヴィル
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