第8回
OK=Okeydokey、どっちがお好き?

 第6回でもちらりと使ったが、OKも多用される語。【ファウル・プレイ】でわざとらしくすべって川に落ちたチェビー・チェイス、自分の方がOKじゃないのに連れのゴルディ・ホーンにアー・ユー・OK?と聞いていた。ファウル・プレイとはゲームでは反則だが、犯罪用語では殺人を意味する。オウケイ、を短く二度、オケイオケイ、と言うとわかったわかった、皆まで言うな、というニュアンスになる。語尾の〜だわ、〜だよ、などを英語でどう処理するか昔は結構悩んだ。ニューヨーカーはよくOKを使う。今から説明をするわ、OK?僕がやるよ、OK?などなど。OKと言えば相手もOKと答えるのが決まりみたいになっている。なんだかエコーのよう。前回のOhと組み合わせ、Oh…OK.で、あそう、わかった、いいわよ。簡単なので私もよく使う。タイトルのOkeydokeyはOKの俗語。オーキドーキと発音。クラーク・ゲーブルが何かの映画で言っていたが若い人は古〜いとかで使わない。
Have a greatday, OK?

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工藤明子

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