第14回
アニー・ホールをもう一度

 ウディ・アレンの現在の奥さんは韓国系。どうもウディ・ファンにはあまり評判が良くないらしい。【アニー・ホール】の頃の奥さんはダイアン・キートンで、この映画の彼女のファッションがブームになった。この中に一言英会話の見本のようなシーンが出てくる。初めて会ってテニスをした後の会話。
アニー【Hi...hi.】
アルビー【Oh, hi...hi.】
アニー【Well...bye.】(短い会話が続く)
アニー【Oh, oh. God, Annie. Well, oh well..haha. Lah-di-dah, lah-di-dah, la la, yeah.】
 もうだめ、私、シラーってとこね、と字幕に出た。このラディダ、中西部出身のアニーのキュートでスィートさを現わす口癖でヘヘーンだ、とも出た。とか何とか、という意味もある。この映画中アニーはたびたび一言英会話を駆使する。★おまけ-【いつも心に太陽を2】のツッパリの高校生、先生に向かって、【lah-di-dah lessons/とぼけた授業】なんて役に立たない、と言ってました。
Have a great day!

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工藤明子

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