バルセロナ観光ツアーで行っておくべきマストスポットまとめ
旧市街地のうちもっとも古いゴシック地区中心はカテドラルや中世の建物群、ピカソ美術館が、モンジュイック周辺はカタルーニャ美術館やオリンピック・スタジアム、モンジュイック城が見どころ。サグラダ・ファミリアのあるアシャンプラ地区と新市街は世界遺産に登録されています。
ヨーロッパの大きな街では、たいてい拠点となる広場があり、バルセロナではカタルーニャ広場がそれにあたります。広場から南に伸びるランブラス通り沿い一帯は旧市街であり、13世紀から14世紀の古い町並みが今なお現存している貴重なエリアです。
一方で大通り沿いはブランド店や飲食店が軒を連ね、いつも活気にあふれています。そのなかでも特にサン・ジュセップ市場は食が充実しており、観光客に人気です。広場の西側には、バルセロナが一望できる展望台があるモンジュイックの丘があります。ここは、バルセロナ・オリンピックのメイン会場であり、広大な緑地帯にスポーツ施設や美術館が点在しています。
また、北側には19世紀に拡張されたアシャンブラ地区があり、その周囲に新市街が広がっています。日本でも人気のガウディの作品群をはじめとする19世紀末の芸術・モデルニスモ建築のほとんどがこのエリアにあります。
カタルーニャ広場の南に位置する旧市街地は徒歩でまわれるため、ゆっくり歩きながら古い町並みや市場での食事を楽しむのがおすすめです。しかし、それ以外のエリアは見どころが点在しているため、公共交通機関(メインはバスかメトロ)もしくはツーリストバスを使用する必要があります。ツーリストバスは効率よく観光名所をまわれるように時間配分されており、バスのなかでは解説を聞くことができるため人気です。
急ぐときや夜遅くなったときはタクシーが便利です。料金は安心のメーター制で、比較的安いので、複数で利用するとバスや地下鉄よりも安くなることがあります。北端にあるグエル公園は、バスでしかアクセスできないため、タクシーの利用がおすすめです。
バルセロナにはたくさんの観光スポットがありますので、簡単にご紹介していきます。
旧市街地のなかでも最も古いエリアはゴシック地区と呼ばれます。この中心にはバルセロナの守護聖人サンタ・エウラリアがまつられているカテドラルがあり、その前の広場では毎週木曜にアンティーク市場が開かれます。さらに広場の北側には、中世の建物群が立ち並ぶ雰囲気のある通りや、ピカソ美術館があります。
オリンピックで開発されたモンジュイックのエリアは、中世から近代アートまで幅広く扱うカタルーニャ美術館やオリンピック・スタジアム、さらにバルセロナの街を一望できるゴンドラやモンジュイック丘の頂上にあるモンジュイック城が見どころです。
アシャンブラ地区と新市街は、サグラダ・ファミリア、サン・パウ病院といった19世紀末の建築が魅力で、建物一帯が世界遺産に登録されています。