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大連は北半球の温暖地帯に位置するため、1年を通して極端な寒暖差はありません。 ただし、冬は平均気温が氷点下になることもあるので注意。大連は海に面しているため、海風が吹くとさらに寒く感じることもあります。冬に大連を訪れる際は、しっかりと防寒対策をしておくと安心です。 大連の空港から市街地までタクシーで移動すると約30分、地下鉄だと約40分かかります。
おすすめの交通手段は、タクシーと路線バスです。路線バスの料金はすべての路線で1元なので、分かりやすいシステムになっています。タクシーは、街中を多く走っているため、最も利用しやすいです。初乗りの3kmまでの基本料金は8元。その後は1kmごとに1.5元が料金に追加されていきます。 注意したいのが個人タクシー。思わぬトラブルや犯罪に巻き込まれる可能性があるため、勧誘されても正規のタクシーを利用するようにしましょう。
「金石灘」は自然の雄大さを感じられる観光スポットです。大連の中心部から電車に揺られること1時間で到着。海沿いにあるリゾート地なので、海の風景を存分に楽しめます。 金石灘の中にある「大連海浜国家地質公園」では、迫力ある崖や3～9億年前地層を間近で目にすることができます。崖の断面のほか、地表にも地層や奇石がたくさん露出しているため、散策にもぴったりです。
家族で大連を訪れるなら、「老虎灘海洋公園」がおすすめ。水族館と珊瑚館で構成されているシーサイドパークです。園内には大人も子どもも楽しめるコンテンツが盛りだくさん。海洋動物の展示やサンゴ礁に住む生物を見て学んだり、イルカショーを見て感動したり、家族でたくさんの思い出作りができます。遊び疲れたら、園内から海岸の景色を眺めてのんびり過ごすのもよいでしょう。
「東港ベニス水城」はカップルに人気のデートスポット。海昌・東方水城の一角にある、街並みがおしゃれなウォーターシティです。欧州の街並みを基調とした雰囲気の異国情緒あふれる街になっています。運河があり、ゴンドラに乗って街を巡ることもできます。フォトジェニックスポットが多々あるので、女子旅にもいいかもしれません。
中国で最も大きなビールのイベント、「大連国際ビール祭り」は必見。会場では、中国国内外のビールメーカーがブースに出展しているため、さまざまな種類のビールをお試しできるチャンスです。会場内はビールを楽しむ人であふれる、非常ににぎやかなイベントになっています。
大連料理では餃子と鍋料理に定評があります。「ダイセイカギョウザ」では、餃子の種類が非常に豊富です。味はもちろんのこと、カラフルな外観も魅力的。清時代に使用されていた部品を再現したものが展示されているため、華やかな外観が楽しめます。鍋屋なら「カセンジョウ」が人気です。新鮮な肉や野菜がいただけます。特にキノコ類は、自然環境が整っている産地から航空便で毎日届けられるので鮮度抜群です。
大連では海鮮料理も要チェックです。海鮮料理が有名なお店といえば「テンテンギョコウ」。大連中山広場にあるため、お店にアクセスしやすいのもポイントです。エビの串焼きやホタテ貝のにんにく蒸しなど、海の幸を存分に味わうことができます。
また、「マンポウカイセンボウ」もおすすめ。アワビかけご飯、平目の葱油香り蒸しや大連ビールを注文できます。料理のみならず内装も豪華なので、贅沢な雰囲気に酔いながら舌鼓すること間違いなしです。
街中には、甘栗を販売しているお店がちらほら。露店では甘栗を購入した後、その場で甘栗を焼いてくれるサービスもあるので、ホクホクの甘栗がいただけます。数種類の甘栗が販売されているので、好きな種類を選びましょう。 おみやげを買うのもお忘れなく。甘栗を使ったお菓子は定番のお土産として有名です。特に天津甘栗ようかんは大人気。 甘さ控えめのようかんの中に甘栗が入っているので、甘栗の味をしっかりと味わえます。
中国といえばお茶が有名。中国発祥の香り豊かなお茶が中国でも購入できます。日本ではおなじみのジャスミン茶や烏龍茶はもちろんのこと、黒烏龍茶や鉄観音茶など多種多様なお茶が売られています。なかでも、バニラ烏龍茶とも呼ばれる香草烏龍茶は要チェック。口に含むとバニラのような甘い香りが広がる珍しいお茶です。中国茶専門店では試飲もできるため、さまざまな種類の中からじっくりお気に入りを見つけてみるものいいかもしれません。
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