北部
少し冷涼な内陸部。伝統的な建造物も保存され、現代的な観光スポットとあわせて滞在の楽しいエリアです。大地の恵みのグルメも必見です。
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少し冷涼な内陸部。伝統的な建造物も保存され、現代的な観光スポットとあわせて滞在の楽しいエリアです。大地の恵みのグルメも必見です。
クロアチアの首都、経済や文化の中心でもあるザグレブは、ローマカトリックの影響を強く受ける宗教都市として成立しています。街のシンボル大聖堂に、礼拝堂を配置した石の門と、中心部ほど歴史を感じさせる景観が残り、その合間を縫うように市民生活が繰り広げられています。
主な見どころは小さなエリアに展開していますので、チャージして使う交通カードを用意して、のんびり散歩しながら観光しましょう。散歩の最後に訪れてみたいのが、屋根のモザイクが美しい聖マルコ教会。まるでゲームのドット絵のような模様が、街のキュートさをさらに引き立てます。
実はザグレブは博物館が多い街。本格派には、17世紀の修道院を改装したザグレブ博物館をおすすめします。印象的な建物と、先史時代から始まる収蔵品は見ごたえも十分です。一風変わったものをお望みなら、イリュージョン美術館や拷問博物館はいかがでしょう。オリジナルグッズを含めて見逃せません。
おひとりさまでもカップルでも訪れてみたいのが、中心部にある失恋博物館です。世界中から集まった恋愛エピソードを展示していて、クスっとするものから涙無しには見られないものまで、よくもまぁこんなに集めたと感心するラインアップです。日本語解説書はレンタルOK、たまにはこんなアート体験はいかがですか?
ザグレブから東に広がるスラヴォニア地方。より東欧に近いこの周辺では、肥沃な大地の生みだす豊かなご当地グルメを楽しみましょう。豆シチューやカツレツにサラミと、豚や鶏に穀物をあわせた伝統料理は、パプリカソースなどでちょっぴり辛口仕立て。りんごやクルミやハチミツを使った絶品スイーツも見逃せません。
おいしい食事には、この地方特産の上質なワインがよく合います。もともとクロアチアは自家製ワインを仕込む家庭が多い国。その中でスラヴォニアが注目される理由は、ここがワイン樽となるオーク材の名産地だから。地元の樽で熟成されたワインと一緒に、ご当地グルメを楽しみましょう。
ザグレブの北にある「バロックの都」ヴァラジュディン。市庁舎前の広場ではお昼に衛兵交代式が行われるなど、クラシカルな雰囲気がとても魅力的です。街中では13世紀にとりでとして建てられたスターリ・グラードにセルマゲ宮殿や大聖堂、郊外のトラコシュチャン城と、この付近全体でとても豪華な雰囲気にあふれます。
訪れる時期が選べるなら、市からのインフォメーションは欠かさずチェックしましょう。コメディーの祭典3月の演劇祭、コンテンポラリーダンスのショーケース10月のクラッカー祭りと、年間を通してイベント盛りだくさんです。この街らしさで選ぶなら、9月のバロックの夕べが一番です。
クロアチア土産に迷ったら、東部の街オスィイェクの伝統的なクッキーが起源の、ハートのかたちのオーナメント「リツィタル」を選んではいかがでしょう。もともとはクリスマス飾りとして使っていたものの中でも、特に赤いハート型が男性からの愛の証しとしてプレゼントされるようになったと言われます。情熱的なクロアチア男性をよく表すエピソードですね。
カチカチに焼かれていて食べられませんが、しっかりしたものは100年も長持ちしてくれます。たくさん買ってキュートなアクセサリーとして楽しんでも、もちろんお土産としてみんなに愛をバラまいても良いですね。
16の湖と92の滝を持つ国立公園には、ヨーロッパでも屈指の美しさを誇る自然が広がっています。園内には多様な植生と豊かな生態系が展開しており、石灰岩層がつくり出した貴重な水系と自然美を合わせて、世界遺産に登録されています。以前は武力衝突の影響で、危機リストにも登録されていました。
流れる水と太陽の影響で湖水の色は刻々と変化し、散策に飽きることはありません。流れ落ちる滝もひとつひとつ表情が違い、ダイナミックなものから穏やかなものまで、それぞれが美しい景観をつくります。ハイキングコースがしっかり整備されているので、誰もが親しめる世界遺産と言えるでしょう。
ドゥブロブニクなど温暖な沿岸部の滞在が楽しいエリア。お日さまに誘われ世界遺産を散策したり、ビーチで思いっきりはしゃいだり。
1200以上の島々を持つ、太陽さんさんマリンリゾートのクロアチア。特にダルマチア地方は夏のバカンスが大得意。クロアチア版青の洞窟ビシェボ島、緑の洞窟ラヴニク島、「アドリア海の真珠」ドゥブロブニク、極上リゾートのフヴァール島と、よその国にも負けないリゾートが大集合です。夏はフェスで音楽天国に変身する島もあり、パーティー大好き人間も見逃せません。
こちらも人気のヴィス島は、崖に囲まれたスティニヴァ・ビーチが大きな見どころ。画像検索でもおなじみの独特のビーチは海水もきれいで、ヨーロッパのベストビーチにもランクインしています。崖越えコースの陸側ではなく、ボートで海からアプローチしましょう。
ロマンチックな名前の海のオルガンは、一見するとただの海沿いの公園。しかし実際に訪れてみると、そこには波とシンクロした雰囲気抜群のメロディーが奏でられています。これは大理石階段の中に設置された何十本ものパイプが共鳴する、潮風が動力の巨大な楽器。その音色は天候や人の多さにも影響を受けるのだそうです。
そもそもは内戦で荒廃した国土の復興を目的に、クロアチア人建築家が私財を投じてつくられたものなのだとか。周辺にはカフェやシーフードレストランも見つかるので、アドリア海に落ちる夕日を眺めながら、ザダル市民とのんびり過ごすのも良いですね。
世界遺産に登録されるドゥブロブニクの旧市街は、アドリア海に飛び出した海の要塞。12世紀ごろから残る城壁に囲まれ、その内部には港や宮殿、修道院や大聖堂と、地中海交易で栄えた栄華を今に美しく残します。この約2キロの城壁の上につくられた遊歩道をめぐれば、オレンジ色の屋根と海の青さが映える空中散歩が楽しめます。この街並みは、ジブリ映画のモデルにもなったのだそうです。
旧市街の両端には、15世紀ごろから残る2つの噴水があります。西にあるオノフリオの大噴水には、16の特徴的な顔の彫刻で飾られています。口から出る水は12キロ離れた水源から流れるもので、今も飲用として使える実用的な噴水です。
水面に浮かぶ、高い壁に囲まれた箱庭のような小さな島。世界遺産の古都トロギールは、紀元前のギリシア時代が起源と言われる歴史的な要塞島です。数々の侵攻に耐えた街には、ロマネスクやゴシック、ルネサンスと各時代を象徴する建築物が残されていて、陽気なダルマチア地方にありながら中世の景色がとても印象的です。
島が見渡せる鐘楼が目を引く聖ロブロ大聖堂は、建設に数百年を擁したために、ロマネスクやゴシックが混在した建築美が見もの。天井から逆さにのぞく聖人像など、ユニークな造形も楽しめます。島内では古い建造物を改装して営業するホテルも見つかるので、滞在して穏やかに流れる時間を楽しみましょう。
キリスト教を迫害したことで知られる、ローマ皇帝ディオクレティアヌスが過ごしたローマ遺跡群。「ディオクレティアヌス宮殿があるスプリトの歴史的建造物群」として世界遺産に登録されています。後のキリスト教徒たちによる報復行為が、この宮殿の保存に役立ったという奇跡的な歴史を持ちます。
ディオクレティアヌスの私邸だった宮殿の南半分は、今でこそ完全な地下空間ですが、かつてキリスト教徒にはゴミ捨て場として使われていた場所。このゴミが空間を支えたために、図らずも宮殿の崩壊を防いだのです。北門の左足親指に触れると願いがかなうグルグール・ニンスキ像や、男性コーラスのクラパが披露される私邸前庭も見逃せません。
クルカ川の河口にあるシベニクは長い歴史を持つ街で、多くの教会も抱えています。世界遺産に登録される聖ヤコブ大聖堂は建造に100年以上かかり、その間に何人もの建築家がかかわったことで、建築様式やデザインにさまざまな試みがなされた特徴的な建造物です。洗礼室の見事な装飾に、周囲の70以上ある人頭彫刻と、隅々に見どころがいっぱいです。
シベニク周辺の豊かな自然も大きな見どころです。特に海側のコルナティ国立公園と、川の上流クルカ国立公園は、多くのツーリストが集まる名所。神の涙や欧州一の滝など、魅力的な異名を持つスポットも多いので、日程のゆるす限り足を伸ばしてみたいですね。
歴史上イタリアとつながりが深いエリア。旅慣れた人の夏のバカンスの定番では、太陽と海にトリュフなどの極上グルメまで付いてきます。
イストゥラ半島南西部の小さな港町ロヴィニ。ベネチアに支配されていた時代に大きく発展したことで、教会の鐘楼を中心に広がる街並みはまるでベネチアのような雰囲気です。印象的な旧市街は、こんもりと盛り上がった丘の上。日が暮れてからは街をふわりと明かりが照らし、海の浮かぶような情景でヨーロッパで最もロマンチックな街とさえ言われます。
この狭い街には夏になると、バカンスを楽しむ観光客が押し寄せます。ヨットハーバーの横にあるメインのビーチは日本の狭い海水浴場のようで混雑するものの、ビーチの海水は驚くほどの無色透明。思ってもみなかった絶景も、情熱的なクロアチア人との出会いも期待できそうですよ。
クロアチア最大の貿易港リエカは、さまざまな国から支配を受けてきた街。特にローマやベネチアからの影響は大きく、現在でもイタリアとのつながりは深く感じられます。クロアチア国内では比較的大きな街であるため、国内はもちろん国外へのバスも利用しやすくなっています。
訪れる時期を選ぶなら1月~2月、クロアチア最大規模のカーニバルを狙いましょう。世界で3番目に大きい国際カーニバルと言われ、仮装行列の華やかさは一見の価値があります。お土産にもこの街独特の、黒人男性をモチーフとしたお守りモルチッチがおすすめです。このようにインターナショナルな雰囲気を感じるのは、昔から貿易で栄えてきた証しなのです。
オーストリア・ハンガリー帝国の時代から貴族の避暑地だった「クロアチアの貴婦人」オパティヤを抱えるクヴァルネル地方。気品漂う高級リゾートホテルはもちろん、海の高い透明度を楽しむダイビングに登山やハイキングと、街でも海でも山でも最高のアクティビティを楽しめます。対岸の国イタリアとは一味違う澄んだ海と空を味わうなら、ここを外すわけにはいきません。
歴史に登場するセレブリティが楽しんだグルメもぜひ味わいましょう。注目はアドリア海のシーフード、自慢のエビは間違い無しの新鮮さです。クロアチア名物のハムやオリーブでも、絶品の一皿が並びます。
アドリア海に浮かぶツレス・ロシニ群島。南側に位置するロシニ島は、年間日照時間2600時間を超え、ヨーロッパ各国から多くの観光客を集めるリゾートアイランドです。特にヘルス・ツーリズムと呼ばれる自然を楽しむ島として昔から知られ、恵まれた気候と水や空気の清らかさ、覆う緑の豊かさで注目を集めています。
豊かな自然は皮膚や呼吸器などさまざまな療養効果が報告され、療養地や保養地としては19世紀から有名な存在でした。この環境を生かした屋外のアロマセラピーも発達していて、長期滞在形のホテルやマンションも多く建っています。乱れた生活リズムを整えたいなら、この島の自然に身を委ねてみませんか。
クロアチアグルメの仕上げには、名産の高級食材トリュフしかありません。「トリュフの森」はイストゥラ半島中央のモトブン周囲に広がり、秋にはトリュフハンターたちが愛犬たちと森をさまよいます。おなじみの黒トリュフだけでなく珍品の白トリュフも見つかるので、この地方では毎年の秋が待ち遠しいようです。
モトブンの街はトリュフだけが魅力ではありません。秋から冬にかけての朝は、幻想的な霧に包まれる天空の街に早がわりします。頂上の聖ステパノ教会一帯だけがぽっかりと浮かぶ姿は、まるでアニメの一風景。50%の確率で出現するので、トリュフ料理を楽しみながら滞在を楽しんでみませんか。
首都ザグレブよりも、イタリアのベネチアのほうが近いイストゥラ半島。その西側にある街ポレッチには、今でも街中にローマ時代の遺跡が残ります。特に聖堂は貴重な初期キリスト教建築物として有名で、「ポレッチ歴史地区にあるエウフラシウス聖堂の司教建造物群」として世界遺産に登録されています。
特徴と言えるのが、各所に飾られたモザイク画の数々でしょう。聖壇に配された宗教画にも、床のデザインにも精緻な細工が施されていて、この年代のものとして文化的な価値も非常に高いとされています。展示の中には初期キリスト教の隠れたシンボルである、魚のモザイクも見つかります。
世界三大珍味のひとつ。クロアチアのイストゥラ半島はトリュフが名産品。
ペーストやオイルなど、様々なトリュフ製品が手に入ります。
お土産にも最適!
「リツィタル」と呼ばれる赤いハート型のオーナメント。
その形は伝統菓子のクッキーが由来。ユネスコの無形文化遺産にも登録されている由緒ある逸品です。
お土産としても人気ですが、大事な人への贈り物としても親しまれています。
クロアチア最大の都市である首都ザグレブ。歴史に登場してから約1000年、その間の抗争の中でもクロアチアの顔として機能し続けてきた街です。人口100万人超ながら都市圏は小さめで、ザグレブのハチ公前とも言えるイェラチッチ広場から観光を始めれば、伝統から最新までの主要スポットを数時間でまわりきれるでしょう。
ザグレブ国際空港のターミナルが新しくなったことは、ツアラー向けの最新トピックです。バスやトラムを使ったアクセス方法は変わりないものの、設備やフライトスケジュールが変更されているので、利用には時間に余裕を持つほうが良さそうです。
1979年に世界遺産に登録された「アドリア海の真珠」。地中海の快適な気候がほほえみ、作家ジョージ・バーナード・ショーに「地上の楽園」と言わせた世界有数の美しい街です。内戦のために壊滅的な打撃を受けたものの、修復の進んだ現在では中世建築で彩られたかつての情緒を取り戻しました。
観光コースを選ぶなら、日の高い時間に城壁をめぐり、高台から建物のオレンジ色の屋根とブルーの海が織り成すコントラストを楽しみましょう。芸術家たちが愛した風情をのんびりと味わったら、夜は港町自慢のシーフードをクロアチア料理レストランで味わいましょう。
4世紀ごろにローマ皇帝ディオクレティアヌスが過ごした宮殿がその起源と言われる、クロアチア第2の街スプリト。この街の見どころなら、世界遺産にも登録される古代からの街並みが一番です。当時の趣のまま人々が暮らす風景は、象徴的な石造りの広間でオープンしているカフェなど、まるで対岸の国イタリアのようです。
遺跡の中の鐘楼は実際に上れるので、スプリトの街を眺めるために訪れてみましょう。もし夏に旅行を計画するなら、ローマ時代を再現するイベントも見逃せません。皇帝が実際に案内してくれるアトラクションは、ここならではの体験ですよ。