スリランカのビーチは意外に穴場? コスパ最強な最新スポット3つ
スリランカで最初に開発されたリゾート地ニゴンボ、サーファーにおすすめのヒッカドゥワ、ダイビングに最適なカルピティア。スリランカにも観光客が訪れるビーチはいろいろあります。ヒッカドゥワには日系のゲストハウスもあり、宿泊費が安く押さえられるのもポイントです。
ニゴンボはコロンボの北35キロメートルに位置する港町で、スリランカのなかで最初に開発されたリゾート地でもあり、海岸沿いに多数のホテルやレストランが立ち並んでいます。物価は比較的リーズナブルで、旅行者に必要なものはすべてそろっており、はじめてでも観光しやすいビーチです。
以前はポルトガル、オランダの支配下にあり、キリスト教が伝わっているため、今でも多くの住民がキリスト教徒で、街の至るところに教会が建っています。港町らしく早朝には魚の水揚げが行われていたり、魚市場が開かれていたりするので、のぞいてみるとニゴンボの素顔が垣間見られて面白いかもしれません。
コロンボとゴールの間にある町、ヒッカドゥワ。サーファーの聖地として知られており、波が高く、観光よりもサーフィン目当てで訪れる外国人が多いといわれています。また、マリンスポーツのメッカとも呼ばれており、シュノーケリングやダイビングといったサーフィン以外のアクティビティを楽しむこともできます。
ヒッカドゥワのサーフシーズンは10月から3月ごろで、3月に近づくにつれて波が高くなっていきます。大きいものだと2メートル近い高さになるそうです。サーファーが多いためリゾートホテルもありますが、民宿やゲストハウスが多く、宿泊費を抑えられるのもおすすめポイントです。
日本人が始めたサーファーショップが併設されている日本人サーファー御用達のゲストハウスもあります。そこではサーフボードのレンタルはもちろん船を用意してもらうこともでき、海釣り、川釣りを楽しむことも可能です(要予約)。
美しい夕日や野生のウミガメたち、スリランカ南西海岸で最も発達しているサンゴ礁といった自然資源も豊かなビーチです。アクセスはコロンボから列車で約2時間、車で約4時間です。
コロンボから約150キロメートル、スリランカの北西に位置するのがカルピティアです。スリランカ西海岸で最も美しく自然豊かなビーチとされており、現在政府観光局のプロジェクト計画に従ってリゾート地としての開発で盛りあがっています。
このビーチはマングローブで覆われた小さな島々で構成されており、イルカやウミガメ、クジラといったさまざまな生物の生息地になっています。特にイルカは現地の漁師たちが友達だというほど、このビーチになじみ深い存在です。色とりどりの魚や、ユニークな色と形のサンゴがダイバーたちをひきつけている、スキューバダイビングに絶好のスポットです。
更新日:2025/05/01