自分用やお土産に!フィリピンの“鉄板“お菓子7選
フィリピンには、定番のハロハロだけでなくビコ、ウベケーキやイエマなど日本では珍しいローカルスイーツがたくさんあります。また、日本へのお土産にもぴったりのお菓子をスーパーで簡単に手に入れることもできます。
フィリピンではトロピカルフルーツやシーフードをまずイメージしがちですが、スイーツもなかなかのもの。日本のコンビニで有名になったカキ氷「ハロハロ」のように熱帯地域らしさを感じるもの、スペインの食文化の影響を受けたものなど、ユニークな甘味を楽しめるでしょう。ローカルの味は、まさに旅の醍醐味ですね。
日本のコンビニでも売られているハロハロですが、フィリピンで定番のスイーツです。タガログ語で『混ぜこぜにする』という意味のこちらのスイーツはその名のとおり、かき氷をベースにフルーツやアイス、ナタデココやゼリーなどをふんだんに乗せた華やかなデザートです。
ウベ(紫芋)を原料に作られるケーキです。紫芋はさつまいもとほぼ同じ風味で、日本で食べる紫芋系スイーツとあまり変わらないでしょう。食感はパウンドケーキに近く、食べ応えあり。
個装のものがスーパーで売られていたり、クリームが乗っていたり、オシャレにデコレーションされていたりといろいろなスタイルで楽しまれているウベケーキですが、中には青みがかった鮮やかなパープルに度肝を抜かれることも。日本はどちらかといえば小豆あんのように、濃い色に仕上げることが多いことから、この色彩感覚の違いは感慨深いものがあるかもしれません。ウベを使ったスイーツは、他にもアイスなどが楽しめますよ。
ココナツといえばまさに南国、フィリピンらしさの代表格といえます。固い外皮にドリルで穴を開ければ天然のジュース、ココナツミルクはハロハロにも使いますし、クッキーの中にココナツフレークを混ぜたり、パイにしたりといろいろ。スイーツ界にもさまざな形で活躍するのがココナツのすごさです。そうした中でも、やさしい味わいが人気のココナツ・スイーツが「ビコ」。製法は一言でいうと「煮る」系、ココナツミルクでもち米を煮込んだ自然派のお菓子です。
フィリピンのキャンディーであるイエマは、スペインから伝わったというスイーツ。砂糖と卵、牛乳にバニラを加えて作られたキャラメルのような味と口当たりの柔らかさ、口溶けの良さが特長です。そして、とっても甘い!甘党の人に喜ばれるでしょう。
スペインのアンダルシア地方から伝わったというクッキーです。アーモンドプードルがたっぷりと使われ、口に入れるとホロホロと崩れる独特の食感が特徴です。スペインとフィリピンの歴史や、滞在中に感じたスペインの話を土産話として添えるのもよいでしょう。
おやつにもおつまみにもぴったりなのがディングドンです。こちらはしょっぱい系のミックスナッツ。味もさることながら、一袋2円?という驚きのコストパフォーマンスから、あまリお金をかけられないお土産(特にバラマキ系)に最適でしょう。
ピリの実をカラメルで絡めたピリナッツは、小さめで柔らかいのが特徴のナッツ。珍しい上に食べだすと止まらなくなるおいしさです。人にあげるお土産としては少々地味な見た目ですが、自分用なら問題ありません。ごっそり大人買いする際には、フィリピンの物価をありがたく感じるでしょう。
フィリピンにはおいしいスイーツがたくさんあります。地元のお店やスーパーを利用して現地ならではの味にチャレンジして、新たなお気に入りグルメを見つけるのも良いですね。
更新日:2025/06/16