台湾へ温泉旅行。観光でアクセスしやすいおすすめの温泉地3選
台湾には、温泉を楽しめる場所が各地に点在しています。その数100カ所以上といわれ、その温泉文化は日本の影響をうけているとも言われています。少しぬるめのお湯にゆったり浸かるのが台湾スタイル。今回は、特におすすめの3つのスポットをご紹介します。
湯けむりがのぼり、昔ながらの温泉地といった雰囲気に包まれています。温泉以外の見どころもあります。1913年に建てられた浴場を復元した北投温泉博物館では、温泉地として発展してきた歴史を知ることができます。また地熱谷という台湾で最初に発見された源泉のひとつを、散策路を通って見て回ることもできます。
35分程、台北駅からMRT淡水線で北投へ、そこから新北投支線に乗り換えて一駅です。
烏来は先住民族のタイヤル族の村で、烏来とはタイヤル語で温泉という意味です。温泉とあわせて、民族独自の文化に触れることができるのが烏来の魅力。街を歩くと、タイヤル料理を楽しめる店や、鮮やかな民族衣装が販売されている店を見かけます。
トロッコ列車も観光客に人気で、山のなかを走りながら烏来の街並みを見ることができます。(2015年の台風の影響でトロッコ列車は2016年2月時点で運休中です) 街を流れる川へ降りていくと、河原には露天風呂があります。水着着用で入る露天風呂で、地元の人や観光客でにぎわっています。
台北からはMTR新店線で新店駅へ、そこからバスに乗って20分から30分程です。山間にある小さな温泉地です。
3つ目の台湾おすすめ温泉は、台湾東部最大の街である花蓮(かれん)県にある文山温泉です。
花蓮は、台湾屈指の景勝地である太魯閣(タロコ)渓谷の玄関口として知られています。自然が織り成す壮大な造形美が太魯閣渓谷の魅力。文山温泉はまさに自然のなかにある温泉で、遊歩道を歩いたりつり橋を渡ったりとハイキング気分で向かうことができます。
雄大な景色を眺めながら入浴できるのは、文山温泉ならではの魅力。近くに宿泊施設はないため、泊まってゆっくりしたい人は天祥の宿泊施設を利用しましょう。天祥にはリーズナブルなホテルから5つ星ホテルまで豊富な宿泊施設がそろっています。太魯閣渓谷の散策とあわせて、文山温泉を訪れるのがおすすめです。
山間部にある文山温泉は、土砂などによる閉鎖と再開を繰り返しているため、訪れる前に現地の状況の事前チェックが必要です。
台北からは松山空港からの台湾国内線の空路か台鉄で花蓮まで移動します。花蓮から文山温泉の移動はバスで最寄の「文山」バス停下車、もしくは「天祥」バス停で下車して徒歩で約3kmほどを移動。または花蓮駅よりタクシーを利用。
更新日:2025/05/01