中国2空港徹底検証! 北京首都国際空港vs上海浦東国際空港ガイド
広大な中国各都市にある空港のうち、メインとなる北京首都国際空港と上海浦東国際空港。いずれも非常に規模が大きく、レストランやショップ、免税店といった施設が充実しているほか、市内へのアクセスも良。中国内の他都市への乗り継ぎ便も多いので、旅行前に要チェック!
中国には全国各地に空港が存在しますが、メインとなるのは北京首都国際空港と上海浦東国際空港です。日本の主要空港からも直行便が多数発着しています。内陸都市へ行くにも、一度北京や上海で乗り継いで行くことが多いです。
南方への旅行であれば、広東省にある広州白雲国際空港を利用するのもよいでしょう。上海には、もうひとつ上海虹橋(シャンハイホンチャオ)国際空港もあり、日本から直行便も出ています。浦東国際空港に比べて市内へのアクセスがよいのが特徴です。
また、上海で国内線へ乗り継ぐ場合に、国際線で浦東国際空港に着き、虹橋(ホンチャオ)空港へ移動して国内線に乗り継ぐ場合もあるので、乗り継ぎ便がどの空港から発着するのかは事前に確認しておきましょう。浦東空港から虹橋(ホンチャオ)空港への移動は、地下鉄かエアポートバスが便利です。
北京首都国際空港から市中心部へは、地下鉄空港線を利用するのが一般的です。空港線の停車駅は、第2ターミナル、第3ターミナルと三元橋、東直門で、三元橋駅で地下鉄10号線に、東直門駅で地下鉄2、13号線に乗り換えできます。特に、空港へ向かうときは、渋滞の影響がないためおすすめです。
そのほか、タクシーや市内各地域へ行くエアポートバスもあります。上海浦東国際空港には、リニアモーターカーと地下鉄2号線が開通しています。リニアモーターカーが通っているのは、空港と市中心部の間にある龍陽路までですが、そこで2、7、16号線に乗り換えることができます。2号線は南京東路や人民広場など市中心部を通って、虹橋(ホンチャオ)空港第2ターミナルまでつながっています。広州白雲国際空港からの移動は、エアポートバスやタクシーを利用します。
北京首都国際空港と上海浦東国際空港は、ともに非常に規模の大きい空港です。北京首都空港は、ターミナルが1から3まで分かれています。第1ターミナルと第2ターミナルは隣接していますが、第3ターミナルは少し離れているので移動には注意してください。規模の大きい第3ターミナルは、搭乗口まで離れている場合があるので、セキュリティチェックを終えた後は、搭乗口の位置を確認しておいた方がよいでしょう。
浦東空港は第1ターミナルと第2ターミナルがあり、ターミナル間は無料シャトルバスか、連絡通路を通って徒歩で移動します。北京首都空港、浦東空港ともに、ターミナルにはレストラン、ショップ、免税店が豊富にあり、セキュリティチェックを終えた後には、ラウンジもあります。何か買い忘れがあっても、空港のショップが充実しているので安心です。
更新日:2025/05/01