奥が深い!バリ島の「定番」以外の観光スポットを大調査!
自然豊かで独特の文化を持つ神秘の国、バリ島には見るべき場所がたくさんあります。そこで、誰もが行く定番スポットだけではつまらないと思ったら、こんなスポットはどうでしょう。なかなか見どころが満載です。
バリ島上級者も知らなかった、年代問わず楽しめる場所を探してきました。交通の便が悪いこともあるので、運転手付きの車をチャーターしたり、ホテルのツアーデスクを利用したりするのがおすすめです。
バリ最後の王国と言われた、スマプラ王朝の宮殿跡。ここは王国時代の栄華の一端が垣間見られる複合施設で、旧裁判所のクルタ・ゴザ、王室の休憩所だったバレ・カンバン、博物館からなっています。
クルタ・ゴザは1942年まで実際に使用されていて、バリ島の古典絵画技法であるカマサン・スタイルで描かれた死後の世界の天井画が有名です。池の中に建てられたバレ・カンバンは「水に浮かぶ宮殿」と称され、石彫りや木彫りの装飾が見どころです。
11世紀ころペジェン王朝時代に造られた石窟寺院です。ゴア・ガジャとは「象の洞窟」という意味で、14世紀に発見されたときに半壊していた石像が象のように見えたところから名付けられたと言われます。
女神がモチーフとも言われる巨大な顔のレリーフをくぐり抜けると、内部にガネーシャ神やヒンズーの三大神をあらわすリンガがまつられています。15個開いた横穴は僧侶がめい想する場所だったとされます。
2ヘクタールの広大な敷地内には250種類、約1千羽の鳥が集まったテーマパークは、インドネシアやアフリカ産の珍しい鳥たちと触れ合うバリ島唯一のバードパークです。コモド島にしか生息しない、コモドオオトカゲも見られます。
バードショーや珍しいインコを肩に乗せての記念撮影、ペリカンの餌付けなどが行われているので、チケット売り場で時間を確認しておくと良いでしょう。
ウブドの中心部にあるこの宮殿は、16世紀に建てられた王族の住まいです。今でもスカワティ王の子孫が実際に暮らしています。王宮ならではの豪華な彫刻や建物装飾が見ものですが、今は一部が王族の居住スペースとなり、全てには入れなくなっています。
宮殿中庭の広場では、バリ舞踊が毎晩披露されていて夜の観光スポットとしても人気です。
ウブドのジャングルの中の村にあるこの学校は、世界中から子供たちが集まる奇跡の学校と呼ばれます。それは世界最先端のエコスクールと言われる学校だから。取り上げるメディアも多く、見学者も多く訪れます。
竹を使って造られた校舎は、学校のシンボルとなっています。竹に反射され日の光に表情を変えていく様は、まさに芸術。発電もエコエネルギーによりまかなっていて、排せつ物は畑の肥料にするなど、エコの未来を体現する施設として世界中から注目を集めています。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/05/01