絶対に外せない!絶景の宝庫、フィンランドの国立公園
フィンランドには39の国立公園があります。クーサモのオウランカ国立公園ではすさまじい音を立てながら流れゆく急流、コリ国立公園ではウッコ・コリの丘から眼下に見えるピエリネン湖の美しい眺めなど、魅力は尽きません。ハイキングやクライミング、カヌーといったさまざまなアクティビティも体験できます。
夏の沈まない太陽、冬のオーロラなど、フィンランドにはこの地ならではの絶景がありますが、森や湖、山、群島などに点在する国立公園内にも、自然が創り出した1度は見ておきたい多くの絶景があります。今回は、大自然の宝庫、フィンランドの国立公園をご紹介します。
フィンランドには39の国立公園がありますが、フィンランド独立100周年となる2017年に40番目の国立公園が誕生、フィンランド国内のさまざまな自然のなかに40もの国立公園があることになります。それらは、ハイキングコースやトレイル、キャンプ場、レンタルキャビンを備え、訪れる人の趣向にあわせた楽しみ方を可能にしています。
短期間の旅行なら、ハイキングやピクニックなどに出かけて公園内の大自然を楽しむのがおすすめです。また時間をとって、もう少しじっくりと自然の中で過ごしたいならば、ツアーに参加してガイドと一緒にまわったり、国立公園内の宿泊施設に滞在して朝夕の異なる自然の美しさを堪能するのもよいですね。
例えば、ヌークシオ国立公園は、フィンランドの首都・ヘルシンキやヘルシンキ・ヴァンター国際空港から45分でアクセス可能。電車やバスも通っているため、気軽に訪れることができます。
湖や森・岩山などに囲まれながら、1時間くらいのトレイルを楽しんだり、少し余裕をもってキャンプ場でピクニックをしたりするのもいいですね。近隣にはビュッフェランチを楽しめるレストランや宿泊施設もあるため、気軽に大自然を味わいたいという方におすすめです。
国立公園の場合、自然豊かな場所だけあって、特に春から秋にかけては虫が多くなります。そして、自然をいかして最小限整備されたトレイルを歩くため、あまりにも軽装備だと不安が残るかもしれません。公園内に道しるべはありますが、万が一迷ってしまったときのために最低限のサバイバル装備や、助けを求める場所のチェックはしておいたほうが良いでしょう。
さまざまな国立公園のあるフィンランドでは、一度の旅行でめぼしいところを網羅してしまうのはなかなか難しいところです。国立公園を訪れる際は、見たい景色や場所、アクセスなどをチェックして、計画的にまわるようにしましょう。トレイルを歩きながら美しい景観を楽しむもよし、アクティブにクライミングやカヌーを楽しむもよし、魅力満載の国立公園を楽しみましょう。
※本記事は2017年4月時点の情報です
更新日:2025/05/01