ニュージーランド旅行で運転したい! 詳しいルールを知っておこう
ニュージーランドは18歳以下でも運転可能ですが、レンタカーを借りる場合は21歳以上である必要があります。車の運転には免許証の英訳、またはニュージーランドの免許証への書き換えが必要です。ラウンドアバウトやギブウェイ、トールロードなど、日本とは違う交通ルールがあるので、運転する前までに確認しておきましょう。
自然豊かなニュージーランドでは、レンタカーを使っての観光も人気です。ニュージーランドで運転するためには、どのような資格が必要でしょうか。運転の際に注意すべき点とは何でしょうか。
実はニュージーランドでは、18歳以下でも運転免許を取得できます。つまり日本で免許を取った人なら、ニュージーランドで運転できると考えて良いでしょう。
ただし一般的にニュージーランドでレンタカーを借りる場合、21歳以上であり、免許取得1年以上であることが必要です。また国際免許証は絶対に必要とはならないものの、領事館などで運転免許証を英訳した書類も携帯しなければならないので、すぐに運転するためには国際免許証を入手するほうが手続きを早くできるかもしれません。
なお国際免許証を持たずにニュージーランドで運転する場合、滞在日数が1年を超えた時点でニュージーランドの免許証を取得する必要があります。
ニュージーランドは日本と同じく、車は左側通行です。レンタカーも右ハンドル車が多いので、あまり違和感無く運転できるでしょう。
市街地では時速50キロ、郊外の幹線道路では時速100キロと制限速度は決められています。ただし片道1車線の道路や細い道も多く、無理にスピードを出す車も少ないので、不慣れな道では速度を上げずに運転するようにしましょう。
ニュージーランドで運転する際に戸惑う場面ナンバーワンが、ラウンドアバウトでしょう。交差点がロータリーになっているラウンドアバウトは、右側から来る車が優先されるため、右側から車がやって来ないタイミングでラウンドアバウトに進入します。
ギブウェイの標識では、合流先の道路を走る車が優先されますが、もし車がいなければそのまま合流できます。細い道路では、対向車線が優先されることがあるので注意が必要です。ラウンドアバウトも、ギブウェイと同じ仕組みです。
トールロードとは有料道路のことです。日本の有料道路と異なり、料金所がありません。代わりに出口でナンバープレートがスキャンされ、その情報を元に料金を計算します。 支払いはオンラインやインターネット決済などを使います。支払期日は5日以内ですが、期日内に支払いを忘れると割増料金を請求されます。
ニュージーランドでの滞在日数が1年以内であれば、日本の免許証や免許証の英訳で運転ができます。ラウンドアバウトやギブウェイ、トールロードなど、日本ではなじみの無い交通ルールがあるため、慣れるまでは慎重に運転しましょう。
※本記事は2017年3月時点の情報です
更新日:2025/05/01