ニュージーランドでトレッキングに挑戦しよう。人気のコースや持ち物もチェック!
ニュージーランドには個性的な地形を楽しむためのトレッキングコースが数多くあり、中には政府によって整備されているものもあります。特にミルフォードトラックやルートバーントラック、ケプラートラックなどが有名です。政府が用意する観光や安全の情報も活用して、トレッキングを楽しみましょう。
日本では見られないようなダイナミックな自然が残るニュージーランドではトレッキングの人気で高く、全世界からも愛好家が訪れています。ニュージーランドに行くなら知っておきたいトレッキングのポイントを紹介します。
国土の3割以上が国立公園や保護区になっているほど自然が豊かなニュージーランドでは、火山や山脈、峡谷、湖、太古から続く森林など、日本ではあまり出会えないようなユニークな地形が多くあります。この雄大な自然を歩くトレッキングはニュージーランドではトランピングとも呼ばれ、国民に高い人気を誇っています。そのため非常に多くのルートが全土に用意されており、世界中のトレッキング愛好家の心も奪っています。
南島には氷河が地表の近くで見られるエリアがあり、このような場所ではガイド付きでの氷河トレッキングが開催されています。氷河を見られる観光スポットは世界中に数あれど、実際に歩けるものは珍しく、観光客から大きな人気を得ています。
ニュージーランドのトレッキングコースは、その多くが政府の環境省によって管理されているため、初めて訪れる観光客でも安心して歩けるでしょう。気軽に歩ける初心者用コースから、ロッジに宿泊しながら数日かけて攻略する上級者用コースまで、バリエーションも豊かです。
南島にあるフィヨルドランド国立公園には、世界的にも有名なトレッキングコースがいくつもあります。その中のひとつミルフォードトラックは、雄大な湖からスタートし、数日かけて峡谷や原生林を踏破していくコースです。ルートは「世界一美しい散歩道」と称されるほどの美しさで、付近には野生動物も多く生息しており、バードウオッチングができるコースとしても人気です。
フィヨルドランド国立公園からマウント・アスパイアリング国立公園までを歩くルートバーントラックは、標高の高いコースであるため見晴らしの良い絶景に出会えます。数々の山上湖や遠目に見える山脈など、ダイナミックな景色の連続です。
こちらのコースも絶景で有名です。最大の見どころはラクスモアの山頂から続く尾根からのパノラマビュー。険しい山々や峡谷、深い原生林や石灰岩の奇岩など、自然の美しさをまるごと味わえる景色です。
天気が移ろいやすいニュージーランドですが、春から初夏にかけては比較的安定した天気で、トレッキング日和が続きます。特に12月から3月頃がトレッキングのベストシーズンと言われますが、山小屋などの予約も難しくなる時期のため、事前の準備は欠かせません。
2時間から3時間程度のコースであれば、初心者でも気軽に参加できます。しかし自然を相手にするものですから、事前のトレーニングも検討しておくべきでしょう。山小屋で宿泊しながら標高の高い場所や険しい道を歩くコースの場合、足場の悪い道を長時間歩けるような体力が必要です。
トレッキング用のウェアや小物はもちろんのこと、ニュージーランドのトレッキングで特に気をつけたいのは、紫外線や雨です。通気性の良い長袖や長ズボン、帽子、サングラスなど紫外線対策もできる服装を選びましょう。またコンパクトな雨具を持っておくと、突然の雨でも安心です。
初心者コースと言われるものでも、あまりに軽装では良くありません。トレッキング用のウエアや小物はもちろんのこと、雨具などもしっかり準備しましょう。またニュージーランドのトレッキングでは、紫外線対策も必要です。帽子、サングラスなど紫外線よけや、気になる方は日焼け止めも準備しましょう。
本格的なトレッキングを予定している方は、ニュージーランド政府が提供する観光情報や、安全のためのオンラインツールなども調べておけば安心です。
日本では出会えないような個性的な地形が数多くあるニュージーランドでは、トレッキングコースが充実しており、初心者から上級者まで楽しむことができます。スケジュールやスキルに合わせ、ぴったりのトレッキングコースを探してみましょう。
※本記事は2017年3月時点の情報です
更新日:2025/05/01