【ゴールドコースト空港】出入国の注意点や市内へのアクセス方法
ゴールドコースト空港は、国内外の利用客が年間約300万人以上のオーストラリア屈指のビッグエアポートです。ゴールドコースト市のクーランガッタ地区に位置するため、クーランガッタ空港としても知られています。旅の始まりと終わりに訪れることになる空港での諸手続きや設備などを、出発前に確認しておきましょう。
オーストラリア観光で多くの人が利用する「ゴールドコースト空港」は、人気エリアのサーファーズパラダイスから約25kmのところに立地しています。国際線・国内線ともに就航する、オーストラリア国内のハブ空港とされています。
海外の空港での諸手続きはどこか慣れない……そんな人も少なくないのではないでしょうか。事前に設備や流れを把握するだけでも心配は解消できるはず。ゴールドコースト空港の諸手続きをさっそく確認しましょう。
ゴールドコースト空港にはターミナルが2つあり、日本から訪れる場合は「ターミナル1」を利用することになります。国際線と国内線の二手に分かれており、中央がチェックインカウンターとなっています。
日本から到着後、はじめに受けるのが入国審査です。あらかじめ在日オーストラリア大使館や領事館、またはオンラインで申請したビザとパスポート、搭乗券をそろえて提示しましょう。
オーストラリアは固有の動植物の環境保護のために、検疫検査が厳しいことで知られています。持ち込み禁止の食品はゆで卵などの全卵、サラミやソーセージなど缶詰でないすべての肉製品、生の果物・野菜などがあります。
加工済み・常温保存可能な食品の場合、肉や魚、ナッツ類などで持ち込み量の上限があります。
土や植物が付着したシューズも要注意。アクティビティを楽しみたい人は事前に汚れを取っておきましょう。あらかじめ大使館のホームページで確認しておくと良いでしょう。
また、アルコールは18歳以上1人あたり2.25リットルまで。タバコについては、こちらも18歳以上1人あたり種類不問で25グラムまで(約25本相当)なら無税で持ち込み可能です。
入国時には全荷物がエックス線検査を受けます。その際、オーストラリアの機内で配られる入国カードの記入・提出をお忘れなく。
空港内には国際線到着口の前とターミナル内、国内線・国際線両方の出発ロビー内にも両替所があります。
ただし、空港内よりゴールドコースト市内の両替所の方がレートは断然良いと言われているので、空港内では必要最低限の両替で済ませておくことをおすすめします。
国際キャッシュカードをお持ちの場合は、空港内にあるATMでオーストラリアドルを引き出すこともできます。
空港内には、免税店のほか、雑誌や軽食が購入できるコンビニもあり、待ち時間も退屈しません。
「HUNGRY JACKS」や「SUMO SALAD」といったファストフードやジュースバーなどが並ぶフードコートもあります。
帰国時に必ず思い出したいのが、免税の払い戻し制度のこと。日本の消費税にあたるGST(Goods and Services Tax)がオーストラリアの大半の商品に課されており、一定の条件を満たせば免税対象となります。
条件は(1)1店舗でAU$300以上を購入、(2)店で発行した領収書を提示、(3)現地出国60日以内の購入、(4)購入商品が出国時までに未使用であることです。
還付手続きは帰国日の空港で行います。出国審査終了後、空港内の免税カウンターにて領収書と購入商品、パスポート、搭乗券の4点を提示すれば、小切手か指定のクレジットカードへの払い戻しを受けることができます。
ただし、受付は搭乗する飛行機の出発30分前まで。手続きを行う際には、時間に余裕を持って空港に到着するようにしましょう。
国内線へ乗り継ぐ場合は、入国審査を済ませてから預けた荷物を引き取り、税関・検疫検査へ。それから乗り継ぎ便の航空会社のチェックインカウンターにて、国内線のチェックインを行い、預ける荷物を再び渡します。
最後に国内線の手荷物検査を受ければ、後は乗り継ぎ便の出発を国内線出発ロビーで待ちます。
市内の中心部へは国際線到着エリアの外から運行する「サーフサイドバス」または「ゴールドコースト・ツーリストシャトル」の利用が便利です。
空港内にあるシャトルバスカウンターでは、運行情報などを確認できるほか、人気スポットへのバスチケットも購入できます。
タクシーを利用する場合は、国内線到着エリア外にあるタクシー乗り場からご乗車ください。
※本記事は2017年9月時点の情報です
更新日:2025/05/01