パタヤでダイビング! バンコクから日帰りできるポイントも
パタヤは、ビーチでリゾート気分を味わえるだけではありません。パタヤ近海には数々のダイビングスポットがあり、多くのダイバーが集まっています。近隣の島々ではサンゴ礁が広がり、魚たちの群れを眺められるスポットも。日本語が通じるダイビングショップもあり、初めてのダイビング体験にも最適です。
バンコクからのアクセスがよく、日帰りでのダイビングツアーも可能なパタヤ。サムイ島などの有名スポットほどの高い透明度は望めないものの、沖に出れば十分に楽しめると近年注目を集めています。
有名なダイビングポイントは、パタヤ近海にあるリン島やマンウィチャイ島、パイ島など。その島々は海軍の管理下にあるため無人島となっており、また船も少ないために周辺がダイビングに適した場所と言われています。
沈船ポイント(船が沈んでいて魚が集まっていることも多い)などもあり、上級者にも楽しめるエリアとして注目を集めています。
タイでのダイビングは、船中泊のクルーズ船や、毎日港から発着する船によるデイトリップを利用します。気軽に楽しむなら、デイトリップ利用がおすすめ。
乗り合いの大型ボートなどで港を出発し、昼食をはさみながら2~3本のダイビングを楽しむのが一般的なスタイルです。
サンゴ礁や魚の群れを見たい、沈船ポイントにトライしてみたい、などそれぞれの目的に合わせて最適なツアーを選ぶのが重要です。水深や危険性から、潜るにはライセンスが必要なポイントもあるので、事前にどのようなプランにするかを考えておきましょう。
パタヤのダイビングでは、ボートを使用してポイントへ向かいます。おすすめは、パタヤの西に位置するラン島周辺か、少し足を伸ばしたところにあるパイ島やリン島の周辺。パタヤ沖20~30kmのこれらの島々は「ファー・アイランド」とも呼ばれ、ダイビングスポットとして人気です。
パタヤからさらに南に位置するサメサン島も、透明度が高いメジャーなダイビングポイントです。海中ではウミガメやエイ、ハリセンボンといった魚を見ることもできます。
パタヤの近海には沈船ポイントがありますが、特に水深25~30mほどに沈む全長56mの軍艦は圧巻です。船内の様子を眺めるばかりでなく、周辺でバラクーダをはじめとする魚たちの姿も見られます。
なお沈船ポイントは海流の影響を受けやすい場所にあるため、潜るにはライセンスが必要です。
ダイビングは未経験だけど、この機会にチャレンジしてみたいという人には、体験ダイビングがおすすめ。パタヤやバンコクでは、昼食つきの体験ダイビングツアーが多数企画されています。
体験ダイビングはインストラクターによる指導があり、また潜ることができる水深も制限されているので、安心してチャレンジできます。
ダイビングに必要な器材はレンタルOK。マスクやシュノーケル、フィン、ダイビングスーツ、タンクなどの一式をレンタル可能なので、荷物が増えるといった心配もありません。
気軽にダイビングにトライし、幻想的な海の世界を思う存分エンジョイしてみましょう。
※本記事は2017年6月時点の情報です
更新日:2025/07/07