上海タワーで非日常の天空散歩! 展望台の高さはなんと世界一
中国トップの高さを誇る上海タワー(上海中心大厦)が、2017年4月に展望台を公開しグランドオープンしました。昇り龍をイメージした美しい外観、上海の街並みを眼下に見下ろす展望台など、新たな観光スポットとして注目を集めています。
上海タワーのメインタワーは632m、地上127階、地下5階の規模を備える超高層ビルです。展望台の高さは地上546mで世界ナンバーワン(2017年9月現在)。2016年には文化と建築技術の融合が評価され、世界高層ビル協会が選ぶアジア太平洋部門の最優秀高層ビル賞を受賞しています。
118階にある展望台「上海之嶺観光庁」は360度パノラマの風景が広がり、陸家嘴(ルージャーズイ)の高層ビル群、上海の玄関と呼ばれる外灘(バンド)などの夜景も見下ろせます。
高さ565.4mの展望台までわずか55秒で到着する高速エレベーター、126階にある、高層ビルの揺れに同調するおもり「上海の慧眼」なども見どころです。
展望台へは地下2階にある直通エレベーターを利用して行くことができます。入場券は大人180元で、当日券は9:00~20:30までタワー1階「観光庁售票処」で購入可能です。CtripやLvmama.comなどのオンラインチケットサイトからも購入できます。
館内には商業施設やホテル(建設中※2017年8月現在)、企業のオフィスなどが入っています。125・126階ではミニコンサートやアート展が開催されることもあり、上海カルチャーを体験できる観光スポットとしてにぎわっています。
37階には資産家・馬未都の「観復博物館」があり、陶磁器や純金製品など中国文化を物語る貴重な品々が展示されています。
118階にある展望台エリアにはギフトショップがあり、上海タワーのオリジナルグッズが購入できます。他にも、緑と街並みの眺望が一緒に楽しめる8階空中庭園など、楽しめるスポットが満載です。
上海タワーがある陸家嘴周辺には、経済や金融、流通など一流企業の高層ビルが立ち並び、東方明珠塔(東方テレビタワー)や、上海海洋水族館などの観光スポットも数多くあります。
中でも、陸家嘴のほぼ中心にある公園「陸家嘴中央緑地(ルージャーズイチョンヤンリューディ)」は、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒やしのスポット。入園は無料で電気カートや2人乗り自転車のレンタルもでき、高層ビル群を見上げるアングルで散策も楽しめます。
上海タワーは2016年4月にプレオープン、現在各施設が次々と公開され、ホテル開業も間近とされています。
周辺でホテルを探すのなら、観光名所の上海環球金融中心にある「パークハイアット上海」や、人民広場近くの「ラディソンブルーホテル上海ニューワールド」もおすすめです。
パークハイアット上海は高さ492mの上海環球金融中心上層階にあり、85階の「ウォーターズ エッジ スパ」では、インフィニティプールやジャグジースパで旅の疲れが癒やせます。
ラディソンブルーホテル上海ニューワールドは、世界的に知られるホテル&リゾートブランド「Radisson Blu」系列の5つ星ホテルです。ホテル45階にある回転展望レストランでは、和洋折衷いろいろな料理を絶景と共に味わうことができます。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/05/01