シドニーから行ける世界遺産3つ。見どころとアクセスをチェック!
シドニーには自然や建築、芸術に関する名所がたくさんあり、特に世界遺産に認定されたスポットには、世界各国から観光客が集まります。アクセス便利な世界遺産と言えば、オペラハウス、ハイド・パーク・バラックス、ブルー・マウンテンズ国立公園。観光のスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか。
美しい山々と海、独創的な建築物など、魅力がたっぷりつまったシドニー。その中でも、観光スポットとして外せないのが世界遺産です。
2017年現在、オーストラリアでは19件が世界遺産に登録されていますが、そのうちの3つはシドニーから気軽に行ける場所にあります。
シドニーのシンボルである、コンサートホールやオペラシアターなど複数のホールを持つ複合施設のオペラハウス。船の帆とも重ねられた貝殻とも言われる特徴的な外観は、20世紀を代表する近代建築物と称され、2007年に世界文化遺産に登録されました。
オペラハウスではミュージカルやオペラなど、1月から3月と6月から11月の間、ほぼ毎晩上演されています。世界遺産での芸術鑑賞は貴重な体験になるでしょう。毎日開催されるガイドツアーへの参加もおすすめです。日本語ツアーを選んだ場合の所要時間は30分です。
オーストラリア各地に散らばる「オーストラリアの囚人遺跡群」のひとつとして、2010年に世界文化遺産へ登録された建築物のハイド・パーク・バラックス。イギリス人建築家で自身も囚人だったフランシス・グリーンウェイによって、1819年に建設されたレンガ造りの建物です。
当初は男性囚人の宿舎として、その後は政府の施設などにも使われ、現在では博物館として公開されています。館内には、当時ここで生活をしていた囚人や女性移民らに関する物が展示されています。
シドニーの西、鉄道で約2時間化かかる場所にあるグレーター・ブルー・マウンテンズ地域。2000年に世界自然遺産に登録され、周辺には、130種類を超える貴重な固有種がすむ深い森が広がっています。
もっとも有名なブルー・マウンテンズ国立公園は、渓谷に多くのユーカリの木が生息し、それが出す油分が日光により青くかすんで見えたことから「ブルー・マウンテンズ」と呼ばれるようになりました。
3姉妹が岩になった伝説が残る「スリーシスターズ」や、滝やトロッコ電車など、見どころは盛りだくさんです。
※本記事は2017年9月時点の情報です
更新日:2025/05/03