フライト時間6時間、日本からバンコクへの直行便も多く、2泊3日から旅を計画できるのがタイ・バンコクです。寺院などの観光地めぐりにグルメ、ショッピング、マッサージなど、旅行の楽しみがぎゅっと詰まっています。
短い休みを利用して海外旅行をしたい場合、おすすめなのがタイの首都バンコクです。週末+1日休みがあれば、観光にグルメ、ショッピングなどかなり充実した旅が楽しめます。日本からの直行便も多く、時差は−2時間、何より日本と比べてかなり物価が安い点が魅力です。
日本からバンコクへの直行便は、羽田・成田・中部・関空・福岡・札幌・那覇の7空港から定期便が出ています。フライト時間は、東京からは約6時間、福岡からなら約5時間20分です。主な空港会社はタイ国際航空、日本航空、全日空の3社、直行便以外には、台北や香港などを経由する乗継便もあります。
バンコクへのフライトは、タイ・エアアジアX、スクート、ピーチなどのLCCからも直行便が出ています。コストを抑えることで低価格を実現しているLCCですが、時期によってはバンコクへ1万円台で行ける場合も! なお、バンコクの国際空港はスワンナプーム空港とドンムアン空港の2カ所あるので、チケットを予約する際は必ず確認するようにしましょう。
バンコクには寺院や遺跡めぐりなどの観光をはじめ、タイ料理や屋台グルメ、タイ式マッサージなどお楽しみがいっぱいです。また、水上マーケットや100万ドルと称される夜景、象乗り体験なども見逃せません。少し足を伸ばせば、アユタヤの世界遺産へもアクセスできます。
タイの通貨はバーツで、為替レートは1バーツ3.2円(2017年6月現在)。日本であればかなり高価なホテルでの食事や格式高いレストランも、バンコクでは日本の約3分の1のお手頃価格で楽しめます。
市内の高級レストランで1品150バーツほど(約480円)、屋台のローカルフードに至っては50バーツ(約160円)もあればおなかいっぱい、満足感を得られます。
洋服や雑貨、アンティーク家具に食品、中にはペットまで、無数の店舗が軒を連ねるマーケットも見どころのひとつ。毎週土日にのみ営業される「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」は、地元民や観光客が押し寄せる人気スポットです。
バンコク市内の各地で開催されている夜限定の「ナイトマーケット」や小舟で商品を販売する「水上マーケット」などに出かけてみるのも楽しいですね。
元々の値段設定は日本よりかなり安いですが、値札がついていない商品も多く、その場合は値段を聞いてから値段交渉をします。値札がついている場合も、まとめ買いをすれば端数をまけてもらえることもあるのでお店の人に聞いてみるのを忘れずに。
電卓を持参すると、タイ語がわからなくても値段交渉がスムーズですよ(お店に電卓が用意されていることもあります)。
伝統的な民芸品やかわいいデザインのタイ雑貨は、お土産に最適です。また、象の置物やかごバッグ、陶磁器、シルバー製品など種類豊富で、いずれもプチプライスなのが魅力。
タイシルクを使ったスカーフや洋服、人形、ティッシュケースなどのオリジナル商品も豊富にあるので散策しながらお気に入りを見つけるもの旅の楽しみですね。
短い日数でも十分旅を満喫できるバンコクですが、弾丸旅行を成功させるにはまず旅のメインテーマを決めることがおすすめです。バンコク市内をめぐるのか、郊外まで足を伸ばすのか、目的に応じて交通手段を確認しましょう。水上マーケットやアユタヤ観光などは、ツアーを利用すると効率よくまわることができます。
バンコク市内には、BTS(スカイトレイン)、MRT(地下鉄)、路線バス、トゥクトゥクなどの陸上交通に加えて、ボートなどの水上交通も発展しています。タクシーも基本料金35バーツ(約112円)とかなり安いので、数人で利用する場合はかなりお得。事前に市内マップを手に入れておくと安心です。
またバンコクには、早朝から営業しているお店や深夜までにぎわうマーケットも多数あります。ホテル内や空港内にも飲食店やマッサージ店がありますので、フライト時間に応じて、あいた時間もうまく利用しましょう。
※本記事は2017年6月時点の情報です
更新日:2025/05/01