カナダの首都オタワってどんなところ? おすすめ観光スポット10選
カナダの首都オタワはオンタリオ州に属し、トロント、モントリオール、バンクーバーに次ぐ4番目に大きな都市。オタワ川のほとりに広がるカナダ建国の歴史や文化が詰まった街です。日本から直行でアクセスはできませんが、世界有数の美しい景観を誇るオタワへ出かけてみませんか。
カナダというと、西部の街バンクーバーや、国内最大の都市であるトロント、北米のパリとも呼ばれるモントリオールなどが知られています。しかし、カナダ建国の歴史を物語るスポットがたくさん点在するのがここ、オタワ。世界最長の屋外スケートリンクとして有名な、世界遺産「リドー運河」の起点の都市でもあります。
オタワとキングストンを結ぶ、全長202kmというとても長い運河です。1832年の開通以来、北米で最も古くから使用されている運河として知られており、2007年には世界遺産に登録されました。
夏にはボート、冬にはギネスにも登録されている屋外最長のスケートリンクで、スケートやイベントなどが楽しめます。
オタワのシンボルである国会議事堂は、ゴシック様式の建物です。高さ92mの平和の塔は、オタワで最も高い展望台になっており、見学も可能。国会議事堂は首都でしか見られない建物ですので、オタワに行った際にはぜひ足を運んでみましょう。
オタワ最古のカトリック教会として知られている、ノートルダム大聖堂。ミサの時間以外は入場が可能です。中に入るとステンドグラスや彫刻の装飾が美しく、長い歴史があるとは思えないほどきらびやかな空間を堪能できます。
カナダ国立美術館は1880年にオープン。絵画や彫刻、写真など、カナダの芸術家作品を中心に展示しています。敷地内にカナダ現代写真博物館もあり、さまざまなアーティストの作品を楽しめます。
全面ガラス張りの建築が印象的で、建物自体もアーティスティックです。
カナダの歴史や先住民族の歴史を知るのにうってつけの博物館です。建物自体の建築も壮大で魅力的。曲線状のデザインは、カナダの自然をモチーフにしているのだそうです。
カナダに生息する約1,000万種の動物や昆虫、化石、鉱物などを見ることができます。館内に入ってすぐの恐竜のレプリカや2階の巨大なクジラの骨格標本など、見ごたえある展示が人気。子どもから大人まで、好奇心をそそられる充実の内容になっています。
カナダの戦没者記念碑が立つ広場です。11月11日が戦没者追悼記念日と定められており、毎年この広場でセレモニーが開催されます。国会議事堂のそばなので、一緒に観光するのもおすすめです。
オタワでは歴史のあるマーケットです。旬の野菜やフルーツから手作り雑貨、アクセサリーなどさまざまなものが販売されていて、活気があります。現地の雰囲気を味わいたいときにおすすめです。
アレキサンドラ橋のたもとの高台にある展望台で、国会議事堂やオタワ川、対岸のガティノーを一望することができます。オタワらしい景色が撮れる、おすすめフォトスポットです。
ダウンタウンの南西に位置する公園で、チューリップの名所です。毎年5月中旬にはチューリップ・フェスティバルが開催され、約30万株ものチューリップが鮮やかに咲き誇ります。
日本から直接オタワに行ってみたいと思っても、残念ながら直行便はありません。そのため、日本からカナダ国内にある別の都市の空港で乗り継ぎする必要があります。
オタワへは、カナダのトロント、バンクーバー、カルガリーなどを経由して、国内線に乗り継ぐ方法が最も一般的です。
エア・カナダのフライトの場合、トロントからは1時間程度、バンクーバーからは4時間30分程度かかります。
また、ニューヨークやシカゴなど、アメリカ各地を経由して乗り継ぐことも可能です。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/07/06