カナダの絶景は神秘的で雄大! 大自然を感じるおすすめスポット4選
雄大な自然を有するカナダには絶景スポットが数多くあり、迫力のある風景や神秘的な光景を見ることができます。ナイアガラの滝やメープル街道の紅葉、オーロラ観光など、四季折々で表情が異なるスポットを訪れ、その魅力を肌で感じてみましょう。
北アメリカ大陸の北部に位置し、世界第2位の広さを誇るカナダでは、今なお手付かずの自然が豊かに存在しています。世界に数ある絶景スポットの中でも壮大な眺望を誇る名所が多く、ナイアガラの滝やカナディアン・ロッキーなどは必見ポイントです。
ナイアガラの滝は、圧倒的なスケールの大きさを全身で感じられる場所です。カナダとアメリカの国境にまたがる位置にあり、膨大な水の流れと滝幅の広さは迫力満点です。
カナダ側にあるテーブルロックはもっとも有名なビュースポットのひとつ。滝の上空に向かって突き出す展望台から眺める滝は圧巻の一言。近くには観光案内所やレストラン、ショップなどがある複合施設テーブルロックセンターが隣接しており、ナイアガラ観光の拠点として役立ちます。
ナイアガラの滝を下から見上げるジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズや、ナイアガラ渓谷の上空を670mにわたり速度40kmで駆け抜けるミストライダージップラインなど、滝を体験できる各種アクティビティも人気です。
アメリカ大陸を縦断するロッキー山脈の北端に位置し、バンフ、ヨーホー、ジャスパー、クートニーの4つの国立公園からなる自然遺産です。
雪山と麓に広がるダークグリーンの森林と、美しいエメラルドグリーンの湖が美しく、豊かな自然美を味わえます。中でもバンフ国立公園にあるルイーズ湖とモレーン湖は「ロッキーの宝石」と称され、鏡のような湖面に映る荘厳な景色が魅力です。
自然を体感できるアクティビティは多数あり、カヌーやラフティング、釣り、乗馬などがあります。北極圏より南部では世界最大の氷原、コロンビア大氷原を巡るツアーもあり、アサバスカ氷河の上を雪上車で渡ることができます。
カナダにも四季があり、エリアによって四季折々の絶景が広がります。例えば、春にはバンクーバーの各公園でフラワーフェスティバルが開催され、色とりどりの花々が咲き誇ります。
夏はあちこちで緑濃く、山々や森が青空の下で美しく映えます。秋はカエデの木が群生するメープル街道が色鮮やかな紅葉に染まり、絶好のフォトスポットになります。冬は、北極圏に近いイエローナイフなどで冬オーロラを観測することができます。
ただし冬季は地域により、各地の公園や施設が閉まっている場合もあるため、事前に調べておきましょう。
メープル街道は世界でも有名な紅葉の名所で、壮大なスケール感と美しさを感じられるエリアです。紅葉のピークは9月下旬から10月中旬で、ナイアガラの滝からケベックシティを結ぶ約800kmの街道沿いが秋色に染まります。
モントリオール北部の高原地帯・ローレンシャンも、一帯全てが紅葉に彩られます。
ローレンシャン高原の最高峰、標高875メートルのトランブラン山は、夏は避暑地、冬はゲレンデとしても人気があります。
麓の村、モン・トランブランからゴンドラで山頂に登ると、眼下に広がる雄大な景色を見ることができます。トランブラン湖ではレイククルーズなどのアクティビティも体験可能です。
カナダ極北に位置するノースウエスト準州の州都・イエローナイフは、もっともオーロラがみられる領域を指すオーロラオーバルに含まれます。そのため、3~4日滞在すれば95%という高確率でオーロラが見られるスポットです。
また、月に数回ブレークアップと呼ばれるオーロラの爆発現状がみられ、オーロラの質も世界随一だといわれています。
極寒の永久凍土が続く平原に繰り出し、夜空を覆う壮大で神秘的なオーロラショーはまさに圧巻です。防寒具や環境設備が整ったツアーなども多数催行されています。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/05/04