カナダのアルバータ州で絶景を満喫! おすすめ観光スポット6 選
カナダ・アルバータ州は、カナディアンロッキー山脈と広大なプレーリー(温帯草原)に抱かれた自然の宝庫。絶景を堪能できるアクティビティや、先住民の歴史や文化に触れる世界遺産観光など、アルバータ州の魅力をご紹介します。
アルバータ州といえば、世界遺産カナディアンロッキー。雄大な峰々と神秘的な氷河湖が集まる自然豊かな場所です。
ハイキングトレイルや、カヌーなどのアクティビティは、初心者から楽しめるコースもあり、ダイナミックな自然を存分に満喫できます。
感動的な景観に出会えるカナディアンロッキーをはじめ、開拓時代の生活を再現したテーマパークや、誇り高い先住民の歴史に触れる世界遺産など、おすすめのスポットをご紹介します。
カナディアンロッキーの観光拠点、ジャスパー国立公園からバンフ国立公園までの約230kmをつなぐ高速道路「アイスフィールド・パークウェイ」。
荒々しい山々、青く澄んだ湖、コロンビア大氷原をはじめとする雄大な氷河を眺めながらドライブでき、次々と現れる絶景に圧倒されます。
世界自然遺産に登録されているカナディアンロッキー山脈自然公園群は、4つの国立公園、3つの州立公園で構成されています。
広大なエリア内では3,000m級の山々、氷河、氷河湖、滝、渓谷など、今も手つかずの自然が残されています。
南北に連なるカナディアンロッキーは、南側のゲートタウン「バンフ」、北側の「ジャスパー」、その中間地点にあたる「レイク・ルイーズ」の3カ所を拠点とした観光が主流です。
代表的な名所のひとつ「レイク・ルイーズ」は宝石湖とも呼ばれ、氷河から解け出した水に含まれる岩粉のため、湖面はエメラルドグリーンに輝いています。湖ではボートやカヌーを楽しむことができ、周辺ではハイキングも楽しめます。
カルガリー南西区にあるヘリテージ公園歴史村は、18世紀前半のカナダ西部を再現したテーマパークです。広大な敷地内では、蒸気機関車や荷馬車が周回し、開拓時代の街並みが忠実に再現されています。
体験型のアクティビティは、アイスクリーム作りや、先住民のキャンプ探検、外輪船のクルーズなどを楽しむことができます。施設内のベーカリーも人気です。
世界遺産「ヘッド・スマッシュト・イン・バッファロー・ジャンプ」は、北米で最も古く保存状態の良いバッファローの狩猟場です。
直訳すると「バッファローが頭から落っこちる」という恐ろしい名前の通り、バッファローの群れを崖に追い込んで落とす方法で、6,000年近く先住民族がこの狩り場を利用してきました。
崖下に堆積しているバッファローの骨に混じって、矢じりなどの貴重な品々も発見されています。ビジターセンターでは、発掘された狩猟道具や生活用具が展示され、ブラックフット族末裔の人々から話を聞くこともできます。
カルガリーから東へ約110㎞、先住民族ブラックフット族の保留地内にあるブラックフット・クロッシング歴史公園は、ブラックフット族の文化や歴史を伝える目的で設立されました。
総合案内センターでは、アートギャラリーや民族衣装、バッファロー狩りに関する展示を見ることができます。6~10月の間は、センターの外で円すい形のテント(ティーピー)がいくつも建てられ、宿泊体験をすることも可能です。
レイク・ルイーズのほとりにたたずむフェアモント・バンフ・スプリングスは、1888年に建築された歴史あるリゾートホテルです。
敷地内ではボーリング、テニス、乗馬、ゴルフなどのアクティビティを楽しむことができ、冬は徒歩で行ける距離にスキー場もあります。
ホテルにはスパ・温泉プールがあり、レストランやギフトショップもとても充実しています。
日本からのアクセスは、カルガリーまでの直行便、もしくはバンクーバーで乗り継ぎのフライトが便利です。
バンクーバーとカルガリーからは、カナディアンロッキーの観光拠点「バンフ」、「レイク・ルイーズ」「ジャスパー」までのバスが運行しています。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/05/01