名作を生んだ美しい島! カナダ・プリンスエドワード島の旅
「赤毛のアン」の舞台、カナダ東部のプリンスエドワード島。小説の世界のように、島には美しい自然が豊かに残ります。物語にちなんだ名所やミュージカルはもちろん、古い街並みやシーフードなどのグルメ、さらにはフェスティバルと島には魅力が満載です。
世界中の人に愛され続ける小説「赤毛のアン」。その舞台として、プリンスエドワード島はあまりにも有名です。島はカナダ東部に位置し、面積は愛媛県ほど。豊かな四季が特徴的で、冬は氷点下を観測し雪も降りますが、夏には20度を超えビーチで楽しむ人も多くいます。春秋はとても快適なシーズンで、上着を準備して出掛けたくなるような日が続きます。
州都シャーロットタウンは、州議事堂などの歴史を重ねた建造物やアートギャラリーが並ぶカナダでも伝統的な街です。特に夕暮れ時の港の情景は美しく、穏やかな優しい雰囲気に包まれます。 また新鮮なシーフードや野菜を使ったグルメも自慢。デザートのアイスクリームまで誰もが満足できるでしょう。
プリンスエドワード島観光で絶対に外せないのが、グリーンゲイブルズハウスでしょう。L.M.モンゴメリが生み出した不朽の名作、「赤毛のアン」の世界をとことん味わえます。部屋では物語に出てくるアイテムも見つけられますよ。すぐそばで「恋人の小径」や「お化けの森」などの、物語でおなじみの場所も散策できます。
アンの世界に浸るならシャーロットタウンまで戻って、ミュージカルも楽しみませんか。コンフェデレーションセンターでは、カナダ最長の「赤毛のアン」ミュージカル公演が行われています。その期間はオフシーズンを除いて40年以上。タイミングが合えば出演者との記念撮影ができます。建物内のギフトショップでグッズを手に入れても良いでしょう。
島内では年間を通してフェスティバルが催されていて、訪れるたびにさまざまな楽しみ方ができるでしょう。その中からひとつピックアップするなら、シャーロットタウンのシェルフィッシュ・フェスティバル。オイスターやムール貝やロブスターなどの自慢のシーフードを4日もの間、歌って踊ってとことん味わって楽しめるイベントです。島のチャウダーチャンピオンを決める大会もあるので、それまでは食べ過ぎにご用心ですよ。
※本記事は2017年5月時点の情報です
更新日:2025/05/01