カナダの物価は安い?高い?気になるカナダの滞在費について
カナダの物価は、日本と大体同じくらいか少し高いくらい。カナダには国税(GST)と州税(PST)があり、州税は州ごとに税率が異なるため、いつどこへ旅行するかで多少異なってきます。決して安いというわけではありませんが、宿泊先や食費を賢く調整すれば問題なし!事前の情報集めをしっかりして、楽しい旅行の計画を立てましょう。
海外旅行に行こうと決めたら、気になるのがその予算。チケットやホテル、現地での滞在費ですよね。人気の旅行先、カナダはどのくらいの旅費を用意すれば良いでしょうか。旅費を左右するカナダの物価や、お土産、食事などの費用の目安になる情報を集めました。
カナダの物価は上昇傾向にありますが、相対的には日本と同じ程度と考えて良いでしょう。一般的に乳製品や肉・魚類は日本より高くなる場合がありますが、旅行中にもよく食べられる野菜やフルーツ類は日本よりも安い傾向にあるようです。
街角のテイクアウトピザやチャイニーズ系レストランなどでは、3カナダドル~4カナダドルという格安の食事が可能ですので、スーパーで乳製品やフルーツを購入して、テイクアウトピザを食べるのも良いですね。
交通費については、ほとんどの都市でバスや路面電車などの公共交通機関が整備されており、運賃は大人片道で2カナダドルから2.75カナダドルほど。都市によっては1日券などの便利な乗車券も販売しています。タクシーは初乗りで平均約3カナダドルです。
ホステルはドミトリー(ドーム)と呼ばれる相部屋が基本で、旅費を安く上げたい個人旅行では人気があります。個室の場合、相部屋に比べ約2倍の料金になりますが、ホテルと比べると格安なので、滞在中はホステルの個室を宿泊先に選ぶのも良いですね。
ホテルは1部屋当たりの料金体系が多く、中級以上のホテルで予算は200カナダドルほどです。複数人で旅行する場合、一部屋をシェアすれば宿泊費をおさえられるので経済的ですね。
何を買うかにもよりますが、お土産はスーパーで購入するのがおトクです。カナダ土産で人気のメープルシロップは500ミリリットルで10カナダドルほどです。ただし100ミリリットルの小さいサイズは、土産物店でないと購入できない場合が多いので注意が必要です。
20個入りのメープルクッキーも、5カナダドルも出せば買えるのでおすすめです。サーモンなどの缶詰も5カナダドル程度で購入できます。
カナダは日本とあまり物価が変わらないので、旅費の目安が立てやすいかもしれません。一方、街中での交通手段は3カナダドル程度からと安価ですし、ホステルの利用やスーパーでの土産物購入などで安く済ますことも可能です。現地で安い店を探すのも楽しいですね。
※本記事は2017年5月時点の情報です
更新日:2025/05/02