ケアンズから行く二大世界遺産、キュランダ村とグレート・バリア・リーフの魅力とは?
ケアンズは2つの世界遺産の玄関口としても知られています。ひとつは世界最古の熱帯雨林に囲まれたキュランダ村。もうひとつは世界最大のサンゴ礁地帯グレート・バリア・リーフです。日本では見られない雄大な自然を満喫できるうえ、アクティビティも楽しめる二大世界遺産は、ケアンズに行くなら必見の場所です。
「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」は、1988年に世界遺産に登録された世界最古と言われる熱帯雨林。その山奥にある美しい村キュランダは、高原にあり涼しく、ケアンズから日帰りが十分可能なスポットです。
熱帯雨林の探検や動植物との触れ合い、伝統的なハンドメイド作品のマーケット散策などをしながら楽しめます。
レトロな雰囲気を楽しめる「キュランダ高原鉄道」を使えば、ケアンズ駅からは2時間弱でキュランダ駅へ到着します。
他にもケアンズ郊外からロープウエー「スカイレール」を使えば、熱帯雨林やサンゴ礁の海の眺める約1時間30分の空中散歩を楽しめます。
行きと帰りで、使い分けるのもおすすめです。
キュランダからシャトルバスで5分の場所にあるレインフォレステーション自然公園は、熱帯雨林の森の中でエコツアーや現地文化、アートなどを紹介する施設。マーケットでは、先住民族のアクセサリーや衣類、民芸品やハンドメイド作品などを数多くそろえます。
さらに水陸両用車アーミーダックに乗って、熱帯雨林探検もおすすめです。密林の中では、オーストラリアならではの動物たちとの出会いも待っています。
世界最大級のサンゴ礁地帯グレート・バリア・リーフは、1981年に世界遺産に登録されました。その面積は日本列島とほぼ同じという広さで、世界各地から壮大で神秘的な海の世界を堪能しようと人々が集まってきます。
グレート・バリア・リーフはクイーンズランド沖に全長2,300キロ、面積約35万平方キロに広がるサンゴ礁地帯。約3,000のサンゴ礁帯と、あわせて900と言われる島々からなります。島々へのアクセスは、ケアンズから船を利用するのが一般的です。
「ケアンズの宝石」グリーン島は、ケアンズから日帰りで行ける近さのグレート・バリア・リーフへの玄関口ともなっている島。高級リゾート「グリーンアイランド・リゾート」もあり、宿泊すれば静かな夜のひとときを過ごせます。
熱帯雨林も白く美しいビーチも楽しめるフィッツロイ島では、さまざまなアクティビティに挑戦しましょう。ダイビング、スノーケリング、グラスボート、カヌー以外にも、ブッシュを歩いて高台を目指すのもおすすめ。思い思いに自然を満喫しましょう。
最後の楽園ミコマスケイは、南半球で最も重要とされる海鳥の自然生息地でもあるため、島全体が野鳥の保護区として守られています。
一方のビーチは、サンゴのかけらでできた真っ白な砂とどこまでも透き通るエメラルドブルー。スノーケリングしたりビーチで静かなひとときを過ごしたりと、ぜいたくな時間を過ごせるスポットです。
※本記事は2017年9月時点の情報です
更新日:2025/05/03