チェンマイのゴルフ事情! 誰でもタイの名コースでプレーを楽しめる
ゴルフ王国・タイ北部チェンマイには、市街地から近いランナやメージョー、山あいのインタノンやハイランドなど、さまざまなゴルフコースがあります。乾季にプレーすればさわやかにラウンドできますが、クラブや日焼け対策の準備などもしたほうが良いでしょう。
バンコクから国内線で約1時間、タイ北部に位置するチェンマイ。タイの避暑地としても知られ、山々に囲まれた地形を生かして街から1時間の圏内に10カ所以上のゴルフコースがあります。
チェンマイのゴルフコースは、地形のうねりを生かした景観の美しさも兼ね備えたコースが多いことが特徴です。宿泊施設を完備したコースも多く、ゴルフ合宿を目的に訪れる方も少なくありません。
タイでゴルフをする場合の相場は、平日の場合いわゆるプレー料金のグリーンフィーが1,500バーツ、キャディーフィーは250バーツ、カートフィーは600バーツ程度が一般的です。日本円では8,000円もかからない程度のため、相当お得に感じるでしょう。
ゴルフコースの予約は、日本国内で済ませておくと安心です。最も簡単な方法は、ツアー会社のホームページなどで予約をする方法。滞在ホテルまでの送迎プランを選べばプレーの前後もラクラクです。
ゴルフコースのホームページから直接予約する場合、プランによってはかなりお得にゴルフを楽しめるのですが、現地支払いに変更されたり送迎などのオプションが付かなかったりするので注意が必要です。
チェンマイのゴルフのベストシーズンは、観光のベストシーズンでもある乾季の11月~2月。雨がほとんど降らないうえ、平均気温は24度前後。爽快な気候のなかで、プレーを楽しめます。チェンマイがあるタイ北部の年間平均気温はバンコクと比べて3度ほど低いので、季節に関係なくこちらのコースを選ぶのも良いでしょう。
日本からチェンマイまでの移動は、飛行機を使えば約1時間。LCCも多く就航しているので、料金も気にならずに利用できるでしょう。
宿泊先からゴルフ場に行く場合、ツアー会社の車をチャーターして行く方法が主流です。待機しているタクシーはほとんど無いので、往復分を予約しておくと良いでしょう。交通渋滞を避けるため、早朝にゴルフコースに移動するのをおすすめします。
1974年に開設された歴史のあるゴルフコース。タイ陸軍運営のスポーツ施設が併設された全27コースは、チェンマイ市内からのアクセスが近いのが特徴です。標高1,080メートルにあるチェンマイの代表的な寺院「ドイ・ステープ」の眺めも楽しめます。
メージョー大学の裏手にある、果樹園の敷地内につくられたコース。フェアウエーにはライチやタンジェリンなどのトロピカルフルーツの木が並んでおり、独特の景観を楽しめます。アップダウンの少ないシンプルなレイアウトで、アマチュアからプロまで幅広いレベルのゴルファーから人気を集めています。
チェンマイ市内から比較的近い、自然の景観を堪能できるコース。大きな湖の湖畔に寄り添うような形で18ホールがレイアウトされた、難易度の高いチャンピオンコースです。大きな湖や池、個性的なバンカーと、上級者が十分に楽しめるチェンマイで最もタフなコースとして知られています。
植物や花が景色を彩る、自然の美しいコースです。うねりのあるフェアウエーや英国を思わせるポットバンカーなど、その戦略性はチェンマイ随一。正確なショットで慎重にプレーしていけば、グッドスコアが狙えます。
2009年にオープンした、丘陵を利用したコース。チェンマイで最も高い山であるドイ・インタノン山(標高2,565m)の手前にあり、チェンマイでも最高の景色を楽しめると言われています。ホテルに併設されたリゾートコースは、宿泊もゴルフもたっぷり楽しめます。
緩やかな丘陵地を生かして設計された、タイ有数の景観を誇るコースです。手入れの行き届いたコンディションも好評で、チェンマイでもトップクラスの人気を誇ります。ゴルフリゾートとしてもすばらしく、ヴィラやコンドミニアムでくつろぎのひとときを過ごしましょう。
ゴルフ用具一式は、日本から持参することをおすすめします。チェンマイに限らず海外の多くのゴルフコースでは、レンタルクラブの取り扱いがわずかで、女性用も左利き用も無いことがほとんど。レンタルを考えている場合は、事前のコースへの問い合わせは必須です。シューズレンタルも期待せず、日本から持参したほうが無難です。
日差しが強いタイでは、日焼け対策も必須です。日本で使い慣れた日焼け止めクリームを塗るだけでなく、長袖や帽子、サングラスを着用してしっかり日焼け対策をしましょう。
タイでゴルフをする場合、プレーヤー1人に対し1人のキャディーがつきます。日本語ができるキャディーは非常に少ないのですが、ジェスチャーなどでコミュニケーションできるので心強い存在です。チップは一般的に200~400バーツが相場、プレーが終わったら忘れずに手渡ししましょう。
タイでは18ホールスループレーのコースが増えてきています。ただしラウンド途中でも、飲み物などは販売されています。レストランの利用はプレー後、シャワーを浴びてからゆっくり食事をするのがタイ流のゴルフの過ごし方です。
ラウンド中は、途中の水分補給なども考慮して、ある程度現金を持ってまわりましょう。小額でのやりとりが多くなるので、100バーツ札と20バーツ札を多めに用意することをおすすめします。
※本記事は2017年6月時点の情報です
更新日:2025/05/01