ドイツ温泉めぐりの旅。日本とは違うルールやマナーも知っておこう
ドイツには各地に温泉地があり、旅の疲れを癒やすのに最適です。温泉の入り方やルールには日本と違いがあるので、現地で戸惑うことがないように事前に調べておきましょう。
ドイツにも温泉がたくさんあることをご存じでしたか?現地の入浴方法は日本での温泉の楽しみ方とは異なりますが、ドイツを訪れたらぜひ立ち寄ってみたいスポットを紹介します。
ドイツの温泉には水着を着用して入浴するタイプと、裸になって入浴するタイプに分かれます。水着を着る場所では多くの場合、温水プールのようになっているので、水着のほかにゴーグルや水泳帽などを持って行くと良いでしょう。
裸で入る温泉の多くはサウナが付いていることが多く、サウナのベンチに座る際に下に敷くタオルと、顔を拭くためのフェースタオルの2種類を持って行くのがおすすめです。ドイツの多くのサウナは男女混浴になっているので、事前にチェックしておけば安心です。
フランクフルト国際空港の近くにあるヴィースバーデンは、ゲーテやドストエフスキーにも愛された、ドイツを代表する温泉地。古代ローマ時代から、温泉地として栄えた歴史があります。ヴィースバーデンに滞在して、ひととき歴史ロマンに思いをはせるのも良いですね。フランクフルトから日帰りで行ける距離なので、飛行機の乗り継ぎ時間の合間に行くことも十分に可能です。
ドイツ語のバーデン(Baden)は、温泉やお風呂を意味します。バーデンがふたつも重なった地名を持つバーデン・バーデンは、これこそ温泉観光地といった場所。ブラームス、シュトラウス、シューマンといった有名な音楽家たちも多く訪れた南ドイツのこの温泉地は、いまやカジノやゴルフ場までもそろう一大保養地になっています。
ドイツには、地名にバーデン(Baden)やバート(Bad)が付いたたくさんの温泉地が、いたるところに存在します。
フランクフルト近郊にある町バート・ホンブルクには、プールとサウナ両方が楽しめるタウナステルメという温泉があります。
保養地として有名なバート・ザルツウフレンでは、ミネラルをたっぷり含んだヴィタゾール温泉が人気です。
バート・ヴァルトゼーにあるヴァルトゼー温泉はエレガントな雰囲気があり、屋内もガラス張りの開放的なつくりになっています。
ドイツは隠れた温泉大国です。旅の合間に温泉に楽しむのも良いですし、温泉を目的とした旅行計画を立てるのもすてきではないでしょうか。
※本記事は2017年1月時点の情報です
更新日:2025/05/02