旅行前に確認したいドイツの祝日。チェックしないと結構大変!
ドイツの祝日は日本と比べると少ないものの、ほとんどのお店が閉まってしまうため、買い物にはとても不便です。祝日にどうしても何かを買いたい場合は、空港や都市の中央駅、ガソリンスタンドなどで購入します。
連邦制をとっているドイツでは、州によってかなり慣習が違います。祝日も州によって異なることがあるため、ドイツを旅行する際には気をつけておきたいことのひとつです。
ドイツの祝日は2パターンあり、ドイツ全体の祝日と、州によって定められた祝日に分かれます。
ドイツ全体の祝日は、元日やメーデーといった世界的に祝日となっているものや、ドイツ統一の日に代表されるドイツ固有のお祝いの日、復活祭やクリスマスなどヨーロッパで一般的なキリスト教関連のものです。州によって定められた祝日とは、公現祭や聖母被昇天祭などの、その州独特の風習によるものが多くなっています。
ドイツでは日曜や祝日になると、ほとんどの場合閉店してしまいます。閉店法という法律が定められていて、労働者の長時間労働防止や小規模商店の保護という観点から、全国的に日曜や祝日は閉店させることが一般的となりました。
現在は規制緩和により、休みの日でも開店しても良い州も多くありますが、依然として多くのお店が閉まっています。
日曜や祝日に、どうしてもスーパーなどで買い物をしなければならないときは、滞在先近くの空港や中央駅に行ってみましょう。空港や駅の中の飲食店やスーパーなどほぼ営業しているはずです。
滞在先が地方の場合は、ガソリンスタンドを訪ねましょう。少々割高ですが、食料品や最低限の日用品が購入できます。観光地の近くにあるお店も開店していることが多いので、観光を兼ねて買い出しに行きましょう。
ドイツは日本とは違い、基本的に定められた休日は完全に休むという姿勢を貫いています。特にイースターやクリスマス期間はほとんどのお店が閉まってしまうので、時期が重なった場合は注意が必要です。
※本記事は2017年1月時点の情報です
更新日:2025/07/06