【冬のドイツ旅行を楽しむノウハウ】寒さに負けず旅を満喫する方法
ドイツの冬は、雪が多く日没が早いことが特徴です。気温も日本より低いため、防寒対策はしっかりと。冬には公共交通機関がストップしたり、公共施設が夕方に閉まったりしますが、クリスマスマーケットなどの夜でも楽しめるイベントやスポットも多くあります。
一面雪景色となる冬のドイツ。ドイツでは冬季になると、公共施設の閉館時間が早まるなど、日本にはあまり見られないルールがあります。そこで、冬のドイツの観光を満喫するために、知っておきたいポイントをご紹介します。
ドイツが特に冷え込むのは12月と1月。北部よりもアルプスに近い南部の方が、気温が下がる傾向にあります。
1月には、北部のハンブルクが0度前後であるのに対し、南部のミュンヘンではマイナス2度を下回ります。この頃の東京の平均最低気温はだいたい3度。北部にせよ南部にせよ、日本よりは格段に寒いことに変わりありません。
ドイツの冬の特徴は、日が落ちるのが早いことと、雪が多いことです。北部は日没が早く、夕方には暗くなってしまいます。一方山の近くの南部は降雪量が多く、冬のミュンヘンは月の半分が雪の日です。
そんな冬は美術館などの公共施設の閉館時間も早くなり、16時には閉まってしまうこともあります。雪によって公共交通機関がストップすることもあるため、冬場は思わぬ予定変更に対応できるよう、ホテルの近場で楽しめるショッピングやグルメをチェックしておくと良いでしょう。
ドイツでは雪がどんどん降り積もることが多いので、外に出たら真っ白な世界で幻想的!ということも多くあります。
古城や教会、伝統家屋などがあちこちにあるドイツでは、雪化粧をした建築物がいっそうメルヘンで、よりいっそうに印象的です。市街地でも、街灯にライトアップされた雪の石畳を歩くだけで、ヨーロッパの冬の風情を味わえます。
冬のドイツでは、各地で開催されるクリスマスマーケットが目玉です。特に有名なのがニュルンベルク、ドレスデン、シュトゥットガルトのもの。ニュルンベルクはその規模と華やかさで世界一有名なクリスマスマーケットとして知られ、雑貨やお菓子などさまざまな名産品の出店が街に並びます。
ドレスデンは世界最古のクリスマスマーケットとして、シュトゥットガルトは世界最大のクリスマスマーケットとして名高いものです。どれも冬のドイツ観光では、欠かすことのできないスポットです。
寒いドイツだからこそ、おいしいグルメで体を内側から温めたいですよね。冬の名物グリューワインは、ワインをレモンやオレンジの皮といったスパイスや、砂糖、水と一緒に煮たホットワインです。テークアウトしてグリューワインを片手に、クリスマスマーケットを楽しむのがおすすめです。
冬のドイツでは公共交通機関が止まったり、公共施設が早めに閉館してしまったりということがあります。しかしクリスマスマーケットなど、冬だから楽しめるアミューズメントも盛りだくさん。急な予定変更に対応できるように、計画にゆとりをもたせながら、雪で美しく彩られたドイツの景観を楽しんでみてください。
※本記事は2017年1月時点の情報です
更新日:2025/05/06