気になるドイツの物価をチェック! 旅行ではいくら必要?
ドイツの物価は、食料品と交通費が比較的安めですが、レストランなどでの外食はやや高め。また消費税率が高いので、買い物では思わぬ金額になってしまわないよう注意する必要があります。
ドイツ旅行を考えている人が気になるのは、物価事情ではないでしょうか。旅行にどれくらいお金がかかるかは、旅行前に知っておいて損はありません。
EU加盟国であるドイツの通貨は、ヨーロッパ諸国の多くで使えるユーロとセントです。ユーロのお札には100ユーロ、200ユーロ、500ユーロと言った高額のものもありますが、一般的によく使われるのは50ユーロ札までです。
100ユーロ以上の高額紙幣を支払時に出しても、小さな商店では受け取ってもらえないことがあるので、できるだけ小さい金額のものに両替していくようにしましょう。
ドイツ国内の移動手段には、飛行機、電車、レンタカー、バスなどがあります。それぞれ交通費は距離や時期によっても異なりますが、フランクフルトとベルリンを往復する場合、高速バスでおよそ40ユーロ、ICEと呼ばれるドイツの新幹線では80ユーロ程度です。
レンタカーでは車をレンタルする金額に加え、ガソリン代もかかります。ドイツのガソリン代は日本と比べて若干安いものの、為替が円安になると高く感じることがあります。
飛行機はドイツ国内の各地を結んでおり、時間も節約できるので大変便利です。フランクフルトとベルリンの往復料金は200ユーロ程度かかりますが、到着まではたったの1時間少々です。
普通のレストランに入ると、予算の目安は10~20ユーロ、高級レストランならさらに倍以上の額となり、あわせてチップも必要であると考えておきましょう。安く済ませたいなら、Imbissと呼ばれるドイツのファストフード店もおすすめ。各地にあり、安いメニューは3ユーロ程度からオーダーできます。
ドイツで宿泊費が安くなるシーズンは、1月から2月の寒い時期です。この期間は観光客が少なく、一流ホテルを選んでも宿泊費を大きく抑えることができます。
ドイツの消費税が19%と、日本と比べて高税率。価格が内税表記でないこともあり、しっかり確認しないと高額を請求されることもあります。
ただし食料品の一部には減税措置が適用され、自炊をしたりテークアウトをしたりすると、減税の対象となることがあります。スーパーで購入すればあまり気になることは無いものの、街のパン屋さんなどでイートインにすると余計にお金がかかるなど、独特のルールがあることを覚えておきましょう。
※本記事は2017年1月時点の情報です
更新日:2025/06/21