【ドイツの名所5選】行き先選びに迷ったらココをチェック!
ドイツは街によって見せる表情が異なり、たくさんの名所があります。首都ベルリンだけでなく、世界一の高さを誇る教会塔のウルム、荘厳なバロック建築の宮殿があるマンハイム、エルベ川の真珠といわれるドレスデンなど、主要都市以外にも名所が豊富にあります。
東西南北に観光名所がぎっしりと詰まっているドイツ。主要都市はもちろん、小さな街にも見どころが盛りだくさんです。そこで、ドイツ旅行でどこへ行くか決められないという人に向けて、ドイツ旅行で外せない観光スポットをご紹介します。
第二次世界大戦で敗戦し、東西に分断されていたドイツ。実際にドイツを東西に分けていた壁は1989年に崩壊しましたが、現在でもその跡や、当時の状況を知る手だてがあります。
「イーストサイド・ギャラリー」は元々ベルリンの壁の一部で、現在はアート作品が描かれる屋外ギャラリーとして人気のスポットです。壁画の中でも特に有名なのが、ロシア人アーティストが描いた、男性同士のキスの場面です。
アインシュタインの生誕地としても知られている街、ウルム。この街にある大聖堂は、完成までに500年を要した、世界一の高さの教会の塔が有名です。
素晴らしいステンドグラスも大きな見どころですが、これは戦争で割れてしまい、現在のものは修復されたもの。1985年に新たに設置されたステンドグラスには、アインシュタインが残した公式が刻まれています。
世界有数の大学都市であり、ワインの街として知られるマンハイム。この街にある宮殿は必見です。ヨーロッパでも指折りの大きさを誇るバロック様式の宮殿は現在、その大部分を大学として使われています。
18世紀に造られたこの宮殿は、戦争で破壊されたもののすぐに再建され、現在も当時の荘厳なバロック建築の美しさを保っています。
まるで宝石のような美しい景色に見とれたいなら、ドレスデンを訪れてみてはいかがでしょうか。街に流れるエルベ川のきらめく水面には、荘厳なバロック建築が映ります。
18世紀に完成したツヴィンガー宮殿は現在博物館となっており、敷地内の絵画館にはラファエロの「システィーナのマドンナ」や、フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」など、質の高いコレクションが展示されています。
ドイツ中央部に位置し、詩人ゲーテが皇帝ナポレオンと面会した街としても知られるエアフルト。第二次世界大戦による被害をほとんど受けていない、美しい街並みが広がります。ゲーテとナポレオンが面会したのは、現在の州庁舎。ナポレオンは彼の詩を愛し、フランスにおいての最高位の勲章を与えます。
かつて藍染めで発展したこの街は当時、市民の増加に住居の供給が追いつかず、橋の上に住居が建てられたという歴史があります。現在も、橋の上にはさまざまな店が残っています。
国のあちこちに観光名所があり、観光客を飽きさせない国、ドイツ。見どころ盛りだくさんのドイツを旅行するなら、全土を走る鉄道を利用すると便利です。
※本記事は2017年1月時点の情報です
更新日:2025/08/16