スペイン・イビサ島観光ガイド!泡パーティーでアゲアゲ気分♪
世界遺産にも登録された街並みや自然、そしてクラブ文化の聖地と呼ばれるイビサ島。この島でのバカンスの過ごし方や、ビーチリゾートから旧市街の街並み、クラブでのパーティーまでを紹介します。
イベリア半島の東約80キロに位置するイビサ島は、淡路島より少し小さめの島です。1990年代からクラブ文化の聖地として発展してきましたが、同時に世界遺産にも登録される自然と文化の融合の美しい島で、カップルや家族、もちろんクラブ好きにも愛されるリゾートアイランドです。
イビサ島は1999年に、ユネスコの世界複合遺産として登録されました。複合遺産とは、自然遺産と文化遺産が共存する遺産のこと。紀元前7世紀にフェニキア人によって街がつくられ、その後ローマ帝国、ヴァンダル人などにより征服されるなど、さまざまな変化を遂げながら現在の街並みを形成しました。
またイビサ島は、世界最古の植物と言われるポシドニアという海藻に囲まれていて、その浄化作用による透明度の高い美しい海でも知られています。
イビサ島は、透明度の高さとターコイズブルーの美しい海、サンセットの素晴らしさから世界一美しいとも言われ、ビーチもあわせて大小約50も存在します。中でも、イビサ島西岸に位置するカラ・コンタは、雰囲気満点の小さなビーチ。サンセットの楽しめるビーチ沿いのレストランは混雑するので、ディナーは予約必須です。
ダルト・ビラ地区は、海沿いの小高い丘の上に広がる旧市街です。ここは島で最も古い街のひとつで、石畳の入り組んだ道と白壁の家々が印象的な、絵はがきのような街並みが楽しめます。丘の頂上に建つカテドラルからは、地中海のイメージそのままの絶景を楽しめます。
かつてのヨーロッパのヒッピー文化の中心、今ではクラブシーンの最先端であるイビサ島では、バレアリックと呼ばれるバレアレス諸島独特のパーティー文化が発達しています。
世界中から有名なDJが集まるパーティーは、毎夜度肝を抜く盛り上がりです。趣向を凝らしたクラブが多くそろい、中でも老舗クラブのアムネシアは、ホール全体に泡がまき散らされる泡パーティーで有名なクラブです。
イビサ島に到着したら自然を満喫したり、クラブで遊んだり、楽しみ方は人それぞれです。ハイシーズンは6月から9月までで、8月はかなりの混雑が予想されるため、ホテルやレンタカーのご予約はお早めに。
※本記事は2017年1月時点の情報です
更新日:2025/05/01