【フランス】観光ツアーで訪れたい名所とは?
世界各国から旅行者が訪れる観光大国フランス。特にツアーでは、エッフェル塔や凱旋門、ノートルダム大聖堂、サクレ・クール聖堂といった歴史的建築物から、ルーブル美術館やオルセー美術館、パリ郊外のベルサイユ宮殿などが人気です。
海外旅行の目的地として常に高い人気を誇っているフランス。2014年にフランスを訪れた海外旅行者は837万人で、2位のアメリカを90万人近く引き離して首位に立っています。
日本人にとっても、ヨーロッパ旅行の目的地としてフランスは大変人気があり、年間で70~80万人が旅行しています。
フランス国内における目的地としてダントツに人気があるのは、観光からショッピングまで多彩なアトラクションがそろっている首都のパリです。
加えて、アルプスのリゾートスキー、ボルドーやロワールといったワインツーリズムもフランス旅行の人気を支えています。
ちなみに、2014年にパリ周辺エリアを訪れた外国人観光客の1人1日当たりの平均支出額をみると、205ユーロの日本人がトップだそうです。
フランス観光で人気がある観光の名所といえば、パリのエッフェル塔です。1889年のパリ万博のために建てられ、パリのシンボル的存在となったエッフェル塔の年間来場者は約700万人、その約85%が外国からの観光客という、パリに行ったらぜひ訪れたい名所です。
エッフェル塔と共に人気の高い歴史的建造物には、パリ市内では凱旋門やノートルダム大聖堂、サクレ・クール聖堂などがあります。さらに、パリから日帰りも可能なベルサイユ宮殿やフォンテーヌブロー宮殿、モン・サン=ミッシェルなどもあります。
パリでは、美術館も充実しています芸術愛好者でなくても一度は見てみたいレオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザやミロのビーナスを所蔵するルーブル美術館をはじめ、オルセーやオランジュリー、ポンピドゥーなど、数々の美術館がそろっています。
パリ以外で観光客に人気の高い街として、世界に名だたるシャンパンメーカーが集まる世界遺産都市のランス、世界最大のワインの生産地が近郊に広がるボルドー、木骨組みの家が建ち並ぶストラスブール、美食とシルクの街、リヨンなどを挙げることができるでしょう。
旅行日程に余裕がある人、フランス旅行2度目・3度目の人に、おすすめしたい観光地です。
政府による公式観光局に相当するフランス観光開発機構は、フランス旅行にまつわるさまざまな情報を発信しており、旅行の際にはおおいに活用することをおすすめします。
同機構が運営するサイトは日本語版もあり、フランス旅行の基本情報をはじめ都市観光やワインツーリズム、自然体験といった旅の目的に応じた観光スポットの紹介、ツール・ド・フランスや全仏オープンのスポーツ、各種美術展といったイベントの案内が掲載されています。
また、ボルドーやリヨンといった地方にある主要都市の観光局のウェブサイトも日本語版が用意されています。フランス語や英語が苦手な人でも簡単に多種多様な情報をチェックできるので、旅行前の下準備として一度は目を通してみるとよいでしょう。