香港の沙田で行くべき観光&グルメスポット5選
香港の新界にある沙田(シャティン、サーティンとも)地区は、香港で最も人口が多いエリア。駅直結の巨大なショッピングモール以外にも、SNS映えすると評判の萬佛寺や、龍華酒店や漢年茶餐廳など世界的にも有名なグルメスポットなど、魅力いっぱいの街でもあります。にぎやかな雰囲気と、いろいろな風景を楽しめます。
萬佛寺は、映画のロケでも使用されたことのあるスポットです。沙田駅からは徒歩で15分ほど。
両脇に金色の仏像が並ぶ階段を登っていくと、境内と本堂にたどり着きます。敷地内にもたくさんの仏像が設置されていて、全部で1万3,000体もあるにもかかわらず1つとして同じ像はないと言われています。
このお寺は高台にあるので、ハイキングがてら道中写真を撮りながら向かうのもよいでしょう。境内からは市街地の景色を楽しむことができます。
沙田は新界地の市街地にも近く、駅直結には巨大なショッピングモールのニュータウンプラザも。周辺には古い町並みや無料の遊園地もあり、いろいろな風景を楽しめる魅力いっぱいのエリアです。
香港の一大ベッドタウンという位置づけにある沙田地区は、グルメにも見どころがいっぱい。老舗レストランで本格中華に挑戦するもよし、よりどりみどりの屋台グルメを味わうもよし、ですよ。
ブルース・リー主演の映画のロケ地にもなった龍華酒店は、鳩料理を扱う老舗レストランです。かつてはホテルとしても営業していましたが、現在はレストラン営業のみ。赤い提灯が両側に並ぶ風景は、独特な旅情を醸し出します。
名物の鳩のローストはまるまる1羽がそのままの形で提供され、初めて見る人には大きなインパクトがあるでしょう。毎回注文を受けてから焼き上げているローストは肉汁たっぷりで、これを求めて通うファンの姿も。
その他にも、フカヒレスープや海鮮料理などなじみやすいものから、鳩の卵料理や豆腐料理、蛇のスープなど日本ではなかなか味わう機会のない独特のメニューまで、バラエティー豊かな料理が多数取りそろえてあります。
チャーハンやチキンライスが看板料理の、地元でも評判のお店です。人気の「塩火局鶏炒底」は遠方からも食べに来るお客さんがいるそう。
いわゆる塩釜焼きのような、大量の塩の中に入れた鶏肉をじっくりと加熱する製法で調理されたチキンは、ほどよい塩味としっとりとした食感になるそうです。特製の沙姜ソースに付けていただきましょう。通のお客さんいわく、鶏肉を卵チャーハンに乗せて食べるのがおすすめとのことです。
大囲駅を降りてすぐの場所にあるフードスタンド。香港B級グルメやファストフードを食べるなら一押しの、24時間営業のお店です。ひとつひとつが大ぶりのフライドチキンは、パリパリの食感と肉汁のジューシーさが人気の一品。
とんこつスープ風のラード入りヌードル、フカヒレ風スープ、魚のすり身のフライなど、食欲をそそるさまざまなメニューを扱っているので、小腹がすいたときにも、ガツンと食べたいときにもどうぞ。
スイーツが恋しくなってきたらここへ。沙田駅前のショッピングセンター「ニュートンプラザ」内に入っているデザート専門店の満記甜品は、香港を中心としてモダンで地元の人に愛されるデザートショップを展開するフードチェーンです。
マンゴーのパンケーキやドリアンのパンケーキで一躍有名になりましたが、マンゴープリンや紫芋とタピオカのホットプリン、タピオカ入りマンゴージュースなど豊富なメニューがそろいます。日本語メニューもあるので注文しやすく、旅の疲れを癒やすのに最適なスポットです。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/05/02