クロアチアで運転はできる?知っておきたい交通事情
クロアチアの交通法規は日本と似ている部分が多いですが、日中のライト点灯や右側通行などの違いがあります。レンタカーも借りられますが、国際運転免許証などが必要となります。現地の交通事情に注意して運転することが大切です。
クロアチアへ旅行したら、レンタカーでさまざまな観光地を自由に巡りたいと考えている人も多いでしょう。アドリア海やプリトヴィッツェを時間を気にせず楽しむなら、レンタカーはとても便利です。クロアチアでは車やオートバイの運転は認められていますが、特別に注意すべき点もあります。
クロアチアで車やオートバイを運転する際に必要な運転免許証で、もっとも手軽に手続きが済むのが、日本で国際運転免許証を受け取っていくことでしょう。現在のところ日本で発行された国際運転免許証は、クロアチアでも有効です。
日本の運転免許証からクロアチアの免許に切り替える、という方法もあります。この場合は一時在留登録や日本の運転免許証の翻訳、メディカルチェック、パスポートや手数料などが必要です。日本の免許証の返却手続きもあるため、手続きが少々煩雑なことがネックになるかもしれません。
クロアチアでレンタカーを使うなら、出発前に日本で手続きを済ませてしまえば安心です。車種も選べて保険なども同時に申し込め、支払いもクロアチア通貨のクーナ、ユーロ、さらに円も選べます。注意点としては、ヨーロッパではマニュアル車が多いこと。料金もオートマチック車では割り増しになることが多いので、十分に検討しましょう。
クロアチアの交通ルールは、日本のルールと大きな違いはありません。運転中の携帯電話の使用禁止や、同乗者も含めシートベルトの着用義務などは日本と同じです。特に注意すべき点と言えば、右側通行であることと、サマータイムを除いて一日中ライトを点灯させることでしょう。法定最高速度も決まりがあり、市街地は50キロから90キロ、自動車道は110キロ、高速道路は130キロです。ただし無理な運転は厳禁です。
クロアチアの運転マナーには、かなり注意が必要です。ウインカーを出さずに曲がったり、急停車したりする車も珍しくありません。不慣れな道を走るのですから、運転中は十分な車間距離をとることが重要です。
万が一事故に遭ってしまったら、まずは落ち着いて対応しましょう。けが人の救護を最優先にして、警察へ通報します。クロアチアでは救急の電話番号は112、警察は192です。
※本記事は2017年4月時点の情報です
更新日:2025/11/05