イタリア旅行

イタリアの世界遺産3選。一度は訪れたいスポットはここ!

イタリアは世界遺産の保有数が世界トップクラス。なかでも、ローマ歴史地区やイタリアの南東にあるプーリア州のアルベロベッロ、ナポリの南・カンパーニア州に位置するアマルフィは一度は訪れたいスポットです。

一度は行ってみたい! イタリアの世界遺産

イタリアの世界遺産のなかでも、特に人気が高いローマで、かつてのローマ帝国の輝かしい繁栄を感じることができるのが、ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂です。

歴史地区にある遺跡でとりわけ有名なのがコロッセオです。古代ローマ人の娯楽として剣闘士対動物の戦いが行われていた競技場です。地下には剣闘士と動物の控え室があります。

また、古代ローマの皇帝、カラカラ帝がつくったカラカラ浴場も有名です。数多く存在した大浴場のなかでも大規模のもので、当時は市民に娯楽の場として親しまれていました。

南イタリアの世界遺産、アルベロベッロのトゥルッリ

イタリアの南東、プーリア州のアルベロベッロでは、トゥルッリという建物を見ることができるのをご存知でしょうか。1996年に世界遺産登録されたこのトゥルッリは、白い漆喰(しっくい)塗の壁と三角の屋根を持つ、この地方独特の建築物です。

屋根の側面にはキリスト教や土着の宗教に由来するシンボルが描かれており、とんがりの先端には穴をふさぐための尖塔(せんとう)がついています。

また、モルタルといった接合剤を使わず、先史時代から伝わる方法で、石を積み上げて造られています。このトゥルッリが立ち並ぶアルベロベッロの旧市街の風景はまるでおとぎ話のようです。宿泊可能なトゥルッリもあるので、南イタリアを訪れた際には泊まってみるのもおすすめです。

アマルフィ海岸

ナポリの南、カンパーニア州に位置するアマルフィ。世界一美しい海岸といわれている景勝地で、1997年に世界遺産に登録されました。その海岸では、海沿いに続く断崖絶壁と紺碧(こんぺき)の海のコントラストによる美しい景観を望むことができます。切り立った崖に建っている、カラフルな家々も魅力のひとつです。

アマルフィの歴史は長いもので、起源は古代ローマ時代にまでさかのぼります。海に面していて海岸線が入り組んでいたので、敵から攻められにくい場所でした。839年にナポリ公国から独立してアマルフィ公国となったのち、海運で栄え、最盛期には7万人を超える人々が住んでいたそうです。現在ではイタリア屈指の有名なリゾート地になりました。街の中心には10世紀ごろに建立されたとされている、サンタンアンドレア大聖堂があります。

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更新日:2025/05/02

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