知っておくと観光がスムーズに!カンボジアの気候情報
日本には4つの季節があり、季節ごとに見える風景や旬のものが変わってきます。東南アジアのカンボジアには大きく分けて2つの季節があり、特徴が異なります。
カンボジアの気候は南国に特徴的な熱帯モンスーン気候で、年間を通しておおよそ湿気が多く気温は高くなっています。特徴的なのは、およそ半年ごとに入れ替わる雨季と乾季。日本にはない特徴なので、カンボジアを訪れるときはその違いについて予習をしておきましょう。
カンボジアの雨季は5月から10月。この時期はスコールと呼ばれる激しい豪雨が、1日のうち1時間から2時間ほど降ります。そのため、雨対策をしたり、濡れても良い素材の服を着たりする必要があります。
カンボジアの雨季は、ドリアンやライチ、バンレイシと呼ばれるシュガーアップルなどおいしいフルーツがたくさん食べられる時期なので、旅行の際は季節の果物を堪能してみてください。
11月から4月にかけて訪れる乾季は、降雨量が少なく過ごしやすい季節です。12月や1月など乾季のはじめ頃は肌寒く感じることもあるので、長袖の服も持っていくと良いでしょう。屋外を観光するため長い時間外にいる予定なら、乾季のはじめが最も適した時期といえます。
乾季の後半は気温がかなり高くなるので、帽子や日傘などの暑さ対策は忘れないでください。肌の強さに自信がある人も、日焼け止めは塗っておいた方が無難です。日差しも強くなるので、サングラスも持参していくと後々重宝することになるでしょう。熱中症対策として、ペットボトルの水は常備しておきましょう。
カンボジアは同じアジアの国であっても、日本にはない季節が存在します。事前にしっかりと季節にあった準備をしておくことで、旅がより快適なものになるでしょう。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/05/04