思わず血が騒ぐ! ミャンマーで必ず見たいお祭り
新年にミャンマー最大規模で行われる水かけ祭り、菩提樹に聖水をふりかける式典、火で神様を出迎える火祭り、食べ物に感謝をするタマネ祭・・・ミャンマーでは一年中、様々な祭りが行われており、観光客も気軽に見学・参加できます。旅行前にチェックしてみてはいかが?
東南アジアの仏教国ミャンマー。東南アジアのなかでも比較的まだ知られていないミャンマーですが、最近だと日本から直行便も出ています。そんなミャンマーには、さまざまな伝統的なお祭りがあり、毎月何かしらのお祭りが開催されております。現地に行けば日本人であっても楽しむことができます。今回はミャンマーのお祭りにフォーカスを当ててご紹介したいと思います。
ミャンマーでは新しい年を迎えるにあたり、身を清めるために水をかけ合う風習があります。それが、ミャンマー王朝時代から行われている伝統行事で、ミャンマー最大のお祭りとなっているティンジャンです。ミャンマーは4月の中旬にお正月を迎えるため、ティンジャンはこの時期に各地で行われるお祭りです。
お祭りでは、各所でイベントステージが設けられ、水の掛け方もホースで大規模に放水を行い、歌や踊りなどで祭りを盛り上げます。また、この時期は街中を歩いているだけで、色々な人たちから水を掛けられますので、携帯電話やカメラなどの防水準備はしておいた方がよいでしょう。
ミャンマーは1年中お祭りを開催しています。基本的にどのお祭りも気軽に見学・参加できるようになっているので、興味がある祭りの時期にミャンマーは1年中お祭りを開催しています。
基本的にどのお祭りも気軽に見学・参加できるようになっているので、興味がある祭りの時期にミャンマーに行くのも良いですね。また、どれも仏教に関連することが多く、基本的に国全体が仏教国なので、どの地域でも行われています。
4月は水かけ祭り(ティンジャン)があります。ミャンマー歴に先立って行う伝統行事です。
5月は菩提樹(ぼだいじゅ)に聖水をふりかける式典(ニャウン・イエ・トン・ポエ)。その名の通り菩提樹に聖水をふりかけるお祭りです。
6月は試験祭り(サートー・ピャン・ポエ)。僧侶にお経の勉強を勧めるお祭りです。あ試験もあり、合格すると尊敬されます。
7月は得度式祭り(ポジン・カン・ポエ)。僧侶が持戒期間に入る時期に行う祭りです。
8月はくじ引き祭り(サーイエー・タンメ・ポエ)。くじ引きで僧侶を招き寄付ができるという祭りです。
9月はボート祭り(レー・ポエ・ダビン)。その名の通りイラワジ川で船を漕いでレースをするお祭りです。
10月は火祭り(ダディンジュ)。水祭りとは一転して、地上に神が戻ってくるこの日は火で神を出迎えます。
11月はさまざまな祭りのある月です。僧侶に袈裟(けさ)をお布施する祭りはこの時期で袈裟祭りと言われています。
12月は文芸の記念祭とヒンドゥー教の祭り。ヒンドゥー教の神を礼拝する祭りです。
1月は独立記念日祭典と騎馬演習祭。騎兵を大切にする思いから騎兵技術を見る祭りです。
2月はタマネ祭。ミャンマー独自の食べ物に感謝をする祭りです。
3月はテポンザーテ祭。3月は農夫の仕事が終わり収入を得る時期なので、屋台が多く出店されるお祭りを開催します。
更新日:2025/05/01