実はマカオにはビーチもあった!どんな過ごし方してみる?
カジノやマカオタワーなどきらびやかで都会的なイメージが強いマカオですが、コロアン島には魅力的な自然豊かな美しい二つのビーチがあります。今回はマカオにある二つのビーチ、ハクサビーチとチョクワンビーチについてご紹介します。
豊かな自然が残るコロアン島の東部に位置するハクサビーチは、マカオ最大のビーチです。マカオ八景のひとつと言われる美しい光景は広東語で「黒沙海灘」、文字通り黒っぽい色の砂浜が広がるのが特徴です。
この黒い砂が広がるハクサビーチには、水上バイクなどのマリンスポーツを楽しむことができるエリアもあり、地元の人が楽しんでいる姿も目にします。ビーチにはシャワーを利用できる施設や海の家のようなお店もあり、マカオ滞在のお楽しみのひとつとして気軽にマリンスポーツを楽しむことができる環境も整っています。
シーズン中には、ライフセーバーの監視により遊泳者たちの安全管理が行われているため、安心してマリンスポーツにチャレンジすることが可能です。
500メートル以上続くハクサビーチには、バス停付近に児童公園や運動場、プール、レストラン、ピクニックエリアなどのさまざまな施設が並んでいます。ビーチには海鮮や鶏肉、ポークチョップ、トウモロコシなどを焼く香ばしい香りを漂わせたバーベキューの屋台が立ち並ぶエリアもあります。
ビーチでありながら、テニスコートやバスケットコートなどの陸上スポーツ場やバーベキュー場、そしてウオーターフロントにはキャンプ場も。子どもから大人まであらゆる人が楽しめる施設やエリアが充実しています。
ハクサビーチにあるキャンプ場は、マカオ唯一の公営のキャンプ場となっています。公営で利用料金が抑えられているため、お手軽な価格で楽しむことができる貴重な施設です。
コロアン島の南に位置するビーチがチョクワンビーチです。およそ4500平方メートルの小さなチョクワンビーチは、ハクサビーチに比べて地元の人たちに多く楽しまれている穴場のビーチです。
海水浴シーズンになると、週末にはマカオ在住の外国人家族の姿も見られるようになります。のんびりとした雰囲気や、白い砂浜にヤシの木が続く並木道がリゾート感を高めています。
ビーチには無料で利用することができる更衣室とシャワーがあるため、気軽にビーチリゾートを楽しむことができる点も魅力です。ビーチの横には公営の屋外プールがあり、観光客も楽しむこともできるようになっています。
ビーチを望むポウサダ・デ・コロアンホテルにはポルトガル料理を堪能できるレストランが併設されているため、海水浴の時期となる5月から10月のハイシーズンだけでなく、ローシーズンにもおすすめ。特にクリスマスから新旧正月にかけ、マカオ全体としては観光シーズン。中心地のホテルは予約がとりづらくなります。中心地からはだいぶ離れますが、ポルトガル風のリゾートで静かな海を眺めながら過ごすのも、なかなかよい選択といえるでしょう。
マカオの二つのビーチ、ハクサビーチとチョクワンビーチには、キャンプ場やバーベキューエリア、マリンスポーツが楽しめる施設や南国感を楽しめる美しい光景があります。旅の目的や好みに合わせてビーチを楽しむことで、より旅の思い出を充実させることができるでしょう。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/03/25