フィリピン旅行

フィリピンの物価事情・旅費はどのぐらい?

フィリピンの通貨はペソです。物価は安く、フィリピン旅行でかかる費用は思ったよりは高くはないでしょう。LCCや公共の交通機関、滞在も安いゲストハウスなどを選べばかなり出費が抑えられますが、高級料理を選んで食べてもそこまでの出費にはなりません。

フィリピン旅行!渡航費用や滞在にかかるお金の話

フィリピンで用いられる通貨は「ペソ」。メキシコやアルゼンチン、チリなどと共通していることから、国ごとの区別をするため「PHP」と表記されます。補助通貨は「センダボ」、両方あわせて8種の札と8種類の硬貨があります。

ペソの為替レートは、時期によって変動はするものの、だいたい1ペソ=¥2から¥2.5を推移。2017年3月9日の時点では1ペソ¥2.27、1万円をだすと4,400ペソくらいに交換できる計算です(手数料は除く)。

なお、フィリピンは日本よりもだいぶ物価が安い国です。もちろん地域差もありますから、首都・マニラを基準にすればそれより高くつくことはあまりないでしょう。マニラでの滞在をモデルとして、1ペソ¥2.27のレートで解説していきます。

入国時に持っておくべき現金はいくらが望ましい?

これは滞在期間や宿泊先の決済まで済んでいるかどうか、またどこに出掛けるかによっても異なってきますが、フィリピンに到着したら、空港内で両替を行います。宿泊代は抜きにして、¥10,000から¥15,000分ほど両替しておけば数日過ごせるでしょう。

手持ちがなくなれば、市内のホテル、銀行、大型ショッピングモールなどいたる場所で両替が可能です。地方の田舎町を訪れる際には、少し余裕を持っておくのがよいでしょう。

マニラ滞在にかかる費用の相場は?

例えば500mlの水のペットボトルが¥50、屋台の串焼きは1本¥25と、食費については節約しようと思えばいくらでも可能です。そこで食事を安く済ませたい場合には1食¥200〜、¥500以下を見ておけば十分。現地の飲食店に加えハンバーガーやピザといったファストフードも多く、おなかいっぱい、満足できるクオリティーのものが食べられます。

逆に現地のシーフードをぜいたくに味わってお酒もたくさん飲みたい、という場合は1人あたり¥2,000から¥6,000ほどを見ておきましょう。食材を売る市場と、調理をしてくれるレストランがそれぞれ独立・隣接している施設もあり、食材を選べばだいぶ安くなります。

交通費はいくらくらいが相場?

マニラにはメトロも走っていて、MRTやLRTの料金は¥23から¥35ほど。現地の足の代名詞ともいえるジプニーは、ルートが決まっている乗り合い車です。こちらは¥145を観ておきましょう。

タクシーを使う場合、フィリピンではぼったくりも多いのがミソです。車体に会社名が入っている認可タクシーを選び、メーターをきちんとセットしているかをチェックしましょう。おつりが出ないことも多いので小銭の準備もお忘れなく。そこで料金と安全・確実性を両方重視するとしたら、空港から市街地までは定額のクーポンタクシーがおすすめ。この場合600ペソ、¥1400ほどです。市内でも黄色い車体が目を引く「イエロータクシー」は、初乗りが¥136。車体が白いタクシーもあり、こちらのほうが全体的に安あがりでしょう。

観光にかかるお金の目安は?

観光費用に関しては日本の半額程度と思っておけばいいでしょう。何をするかにもよりますが、入場無料の施設も多くあります。2泊3日程度ならトータルで¥5,000も掛からないでしょう。

お土産代にかかるお金はいくらくらい?

お土産などは非常に安い金額で購入することができます。バラマキ系のお菓子を例にすれば、ドライフルーツは一袋¥150から¥250、小袋のスナックなどは¥10で買えたりもします。日本で買う駄菓子の値段が参考になるかもしれません。空港のお土産屋さんは割高なので、現地のスーパーやショップ、市場などを回ってみるのがおすすめです。

現地でホテルを探す場合、いくらくらい?

本当に格安を求めるなら1泊¥1000からと、フィリピンの物価の恩恵に預かることもできます。ゲストハウスの相場は¥2500、ホテルは¥5000ほどを見ておきましょう。現地の人と仲良くなる機会があれば、レアな格安宿を教えてもらえるかもしれませんね。

ただし、フィリピンは治安面が安定していません。危険なエリアはもちろん、市街中心地でもさびれた場所にある宿や、設備に不安のある宿は避けるべきです。その点、マニラやセブには日本人が経営しているゲストハウスもあり、料金も含めておすすめできるでしょう。逆に高級を安く味わうという意味では、¥20,000も出せば最高級のおもてなしが受けられます。

備考:旅費の大部分を占める航空券を安く

旅費の中でも1位2位を争う大きさを占めるのが航空券です。マニラ行きの飛行機は直行便が多く出ているのがありがたいところですが、その一方でチケット料金は片道4万円台から上は20万円以上とふり幅が大きく、少々ビックリするところでしょう。

とはいえ、「ジェットスター航空」など格安航空会社の直行便がいくつかあるのがうれしいところで、片道なら東京からは3万円以下、福岡からなら2万円強も。日程や時間を譲ることにはなりがちですが、往復で5万円以下を目指したいところです。

物価の安さはフィリピン旅行の魅力のひとつ

フィリピン旅行は物価の安さもひとつの魅力です。日本から旅行に行くと非常に安い金額で豪遊することができます。これだけ安いにも関わらず、セブ島などは世界的なリゾート地です。安い金額でリゾート気分が味わえるおすすめの旅行先ですね。

※本記事は2017年3月時点の情報です

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更新日:2025/05/01

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