ソウル観光におすすめはタクシー! 利用のポイント・注意点まとめ
韓国・ソウルのタクシーは、日本と比べると割安です。海外での利用は、言葉の不安や法外料金を請求する悪質ドライバーの問題などで不安を感じることもあるかもしれませんが、ソウル市内のタクシーは日本語対応もしており、上手に使えばとても便利な交通手段です。効率的に利用すれば、より観光が楽しめます。
タクシーは高いと思われがちですが、実はソウル市内を走るタクシーは、初乗りはわずか3,000ウォン(2017年7月のレートで約300円)から。複数名での乗車なら公共交通機関よりも安いので、ちょっとした移動でも気軽に乗れる料金が魅力です。
日本との違いはドアの開け閉め。乗ったら自分で閉めましょう。
タクシーによっては外国語対応のドライバーがいたり、携帯電話を使った通訳サービスを利用できる車が見つけられたりします。さらにソウル市が運営する外国人向けの電話案内・相談先「タサンコールセンター」を利用すれば、通訳を介しての乗車も可能。コールセンターは24時間対応、局番なしの120でかかります。
ソウル市内のほとんどのタクシーでは、クレジットカードやプリペイド式交通カード「T-Moneyカード」での決済が可能です。ウォンでの現金払いに慣れていない場合でも、カードならラクラク支払えますね。
ソウル市内で利用できるタクシーには、サービス内容や料金が異なる種類のタクシーがあります。目的に応じて選びましょう。
最も割安なタクシーです。しかし韓国語しか通じない、乗車拒否をする、といったこともよく報告されます。
黒い車体に黄色いランプが目印のタクシーは、初乗り料金5,000ウォンと一般タクシーより割高ですが、試験に受かったドライバーによる安定したサービスで安心して乗れるタクシーです。日本語が話せるドライバーさんもいます。
「International taxi」の表記がある、外国人向けのタクシーです。ソウル市が指定するタクシーで、日本語対応の車には運転席に「日本語」の表示があります。日本語対応の専用デスクもあるので、配車も頼みやすいのがメリットです。
残念ながらソウルでは、意図的に遠回りされたり法外な料金を要求したりという被害が起こっています。トラブルを避けるには、客引きを行うタクシーに乗らない、乗車後にメーターがきちんと動いているかを確認するなどの対策が必要です。
終電後の深夜の時間帯は、乗車拒否や料金トラブルが多いと言われます。そもそもタクシーがつかまりにくいうえに、悪質なドライバーに当たる可能性もありますから、深夜の特に女性1人での乗車は避けるべきです。
ソウル市内を走る正規のタクシーは、30番台から始まるナンバーが付けられています。それ以外のナンバーのタクシーは、正規のタクシーではありません。
乗車に関するトラブルは、ソウル市運営の「タサンコールセンター」で相談しましょう。緊急の場合は警察への連絡も忘れずに。心配な場合は、領収書を取っておく、ドライバーやタクシーのナンバー、ドライバーの身分証明を撮影しておくとよいでしょう。
※本記事は2017年7月時点の情報です
更新日:2025/05/01