上海動物園には約6,000頭が勢ぞろい! パンダや東北トラなど貴重な中国アニマルは必見
上海市内から好アクセスの場所にある上海動物園は、広大な敷地内で多種多様な動物たちに出会える人気の観光スポットです。ジャイアントパンダや東北トラ、揚子ワニなど、中国にしか生息していない貴重な動物もたくさん見られます。
上海西郊外・虹橋(ホンチャオ)エリアに位置する、動物の飼育と展示をメインとした大型公園です。市内や上海虹橋国際空港からもアクセスが良く、人気の観光スポットとなっています。
広大な園内には、キリンや象、ライオンなどおなじみの動物たちの他、魚類や爬虫(はちゅう)類、鳥類など600種類以上約6,000頭が飼育されています。国家保護動物である東北トラや揚子江ワニなど、中国にしか生息していない珍しい動物にも出会えます。
上海動物園が発見し飼育している「西郊公園毛角蟻甲」と名付けられた新種のカブトムシにも会えますよ。
上海動物園には、中国原産の貴重な動物も数多く飼育されています。中国を代表する動物の一つジャイアントパンダ、孫悟空のモデルになった金絲猴など、たくさんのチャイニーズアニマルに出会えます。
上海にはパンダがいる動物園が2カ所あり、そのうちの1カ所が上海動物園です。園内一番奥のパンダ舎で飼育されており、間近でじっくりとパンダたちの姿を見ることができます。休みの日は多くの人だかりができるほどの人気ぶりです。
中国固有種として見逃せないのが、猿ゾーンの金絲猴です。別名ゴールデンモンキーとも呼ばれています。その美しさは霊長類の中でも世界一と称されるほどで、孫悟空のモデルになったとも言われています。
肉食動物エリアでは、中国の国家保護動物である東北トラが見られます。日本の天然記念物に相当し、大変珍しい動物です。大きな身体で悠々とたたずむ姿は勇ましく、迫力満点です。
爬虫類ゾーンでは、長江に生息する揚子江ワニに出会えます。全長2mほどでワニの中では比較的小さいタイプです。こちらも中国ならではの動物として園内の目玉となっており、多くの人でにぎわうエリアです。
上海動物園は、もともとゴルフ場だったこともあり広大な敷地を有します。一周まわるだけでも時間がかかるため、履きなれた靴や歩きやすいスニーカーなどで行くとよいでしょう。園内一番奥のパンダ舎まで行ける電動カート(有料)を利用すると、時間短縮に役立ちます。
園内では冷暖房設備が整った場所がないため、夏は紫外線や熱中症対策、冬は防寒対策が必須です。小さな遊園地のような乗り物やボートなどもあり一日中楽しめますが、園内にはレストランがありません。売店を利用するか、お弁当を持参しましょう。
各動物の飼育エリアには餌やりの時間帯を表示するボードがあり、時間を合わせれば動物の食事姿をみることもできます。また、動物たちに勝手にエサを与えることは禁止行為に当たるため、エサやりを自分たちで行わないようにしましょう。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/05/01